2025年3月29日(土)東京・両国国技館で開催された『RISE ELDORADO 2025』のメインイベントにて、GLORY世界フェザー級1位ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)に3R0分43秒、KOで敗れたYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が試合後インタビューに答えた。
「やっぱり上手かったですね。そんなに攻撃はもらってないけれど、一発一発のタイミングや当たるところが凄くてその一発でやられた。だからダメージは無いです。スカッと綺麗にタイミングよくやられたので。ぶっちゃけ、まだやらせてほしかったのがありましたね」と、3度のダウンを奪われたがダメージを感じていないという。
敗因については「1Rの前半で自分が狙い変えられなかった。自分はカーフを狙っていたけれど、カーフに合わされて。(12月の)原口選手と同じタイミングでやられたので、そこは自分の対策不足というか。ダメだったなと思いますね。もっと出来たというか」と、カーフを蹴るところを狙われていたのは分かったが、作戦を変えられなかったとした。
トリンダーデに関しては「想像以上だったことはなかったけれど、的確さはこんなに凄いんだと思いました。的確でした」と、パンチが的確だったとする。
3度のダウンは「2回目のダウンはけっこう効いたと思いましたね」と振り返るが、「ぶっ倒すことしか考えてなかったです。全然できたので。ダウンしたけれど引きずるようなダウンじゃないというか。タイミングよく倒れるダウンだったので。一瞬だけの揺れだったので、あとに引かないダウンでしたね」とダメージが残るダウンではなかったと話す。
「3Rはミゲールが怯んだのを感じた」と言うが、「ミゲールはそこが上手くて、嫌がったところで付き合ってくれなかった。距離の作り方がめちゃくちゃ上手かったです。自分のやりたいところでやらせてくれなかった」と、トリンダーデの試合運びの上手さも感じた。
今後、トリンダーデのリベンジや、GLORYの上位陣などと戦う気持ちはあるかと問われると「ありますよ。やっているからには上を目指したいので、MMAでもキックボクシングでも上とやっていきたいと思っています」と、二刀流でトップを目指したいとする。
第2試合のOFGマッチで山口裕人を初回KOに破ったYURA(ダイアタイガージム)の挑戦宣言については「ここまで上がって来ているので、自分はOFGの65kgタイトルを持っているので、そこは受けないとダメだと思っていますね。YURAも強いので、自分もやりたいです」と、保持しているRISE OFGM -65kg級王座を懸けて戦ってもいいと断言。
また、今回の試合に敗れたことで朝倉未来戦は難しくなったが、5月4日(日)東京ドームで開催される『RIZIN男祭り』については「どうなんですかね。自分の感じはダメージがないので自分としては出られる。どうなるか分からないけれど、ぶっちゃけ身体のダメージはないので。めちゃくちゃ頭が痛いもないし、そんなに効いていない感じ。自分で蹴ったところが痛いくらいです」と、ダメージはないので出場できると語った。