キックボクシング
レポート

【REBELS】スアレックが最終Rに執念のダウン奪い2階級制覇、栗秋祥梧はフェルナンデス退ける

2019/10/06 23:10

▼第6試合 ライト級 3分3R(延長あり) REBELS-MUAYTHAIルール
×津橋雅祥(エスジム/元蹴拳スーパーフェザー級王者)
判定0-2 ※28-30、29-29、28-29
〇大谷翔司(スクランブル渋谷)


 1R、サウスポーの津橋は左ミドルからの左ストレートを狙っていき、大谷は距離を詰めてのパンチ。組んでくる大谷に津橋はヒジも見舞う。


 2R、津橋の左ミドル連打からの左ハイに大谷は左右フックで反撃。接近して左右の連打を放ってくる大谷に津橋もパンチで打ち合うが、大谷の左右フックをもらってグラつく。津橋もヒジを繰り出すがヒットは奪えない。


 3R、バテ気味の津橋は組み付く場面が多く、大谷のヒジとヒザももらう。前に出る大谷がワンツーと左右フックで攻勢、必死に組み付く津橋。津橋も最後の力を振り絞って打ち合うが、最後は大谷の右フックで津橋が大きくバランスを崩し、大谷が判定2-0で勝利した。

▼第5試合 63.5kg契約 3分3R(延長あり) REBELSルール
〇与座優貴(橋本道場)
判定3-0 ※30-26×3
×テレカ∞(テレカインフィニティ/NEXT LEVEL 渋谷)


 1R、与座の左ミドルに軌道の大きな左フックを合わせにいくテレカ。与座は左ミドルのスピードを上げ、その左ミドルの大きな炸裂音に場内からはどよめきが起こった。


 2R、飛び後ろ蹴りをヒットさせた与座は左ミドルの連打。徹底してパンチで前へ出てくるテレカに、与座は左ハイと左ミドルを同じフォームで蹴る。与座が蹴るたびに大きな炸裂音が起き、場内のどよめきは止まらない。


 3Rも与座は左ミドルをバンバン蹴っていき、テレカは左フックを打つ。いつの間にか右目上をカットされ、流血した与座にドクターチェック。再開後、一気にパンチで勝負をかける与座の強烈な左ボディが何度も決まり、テレカも打ち合うが与座の強烈なパンチが目立つ。そして左フックでグラつかせると、試合終了直前に左フックでダウンを奪う。


 勝負強さを見せつけた与座が判定勝利。デビューからの連勝記録を6に伸ばした。

▼第4試合 60kg契約 3分3R(延長あり) REBELS-MUAYTHAIルール
×NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3 ※28-29、28-30、27-30
〇ウルフタツロウ(アントジム)


 1R、NIIZUMAX!はかなり変則的な動きから何が出てくるか分からないトリッキーな攻撃。ヒジヒザでの猛攻も仕掛ける。ウルフは首相撲に捕まえると何度もコカしにいく。


 2R、NIIZUMAX!は左右ボディの連打かと思えば左ハイをヒット。その後もボディを攻めまくったかと思えば、回転ヒジを2連発。ウルフは首相撲&ヒザから転倒させる。


 3R、NIIZUMAX!はパンチを振り回し、ウルフは徹底した首相撲からのヒザ蹴り。ウルフがヒジをヒットさせると、直後にNIIZUMAX!が回転ヒジをヒットさせる。ハチャメチャなファイトスタイルで場内を沸かせたNIIZUMAX!だったが、ウルフの首ヒザが評価され判定3-0で勝利を収めた。

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