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2025年3月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 124 IMPACT』の前日計量が14日13時から都内にて行われた。
「フェザー級GP2025 一回戦」は相本宗輝(ROOM)が「交通事情で遅れ」とアナウンスされていたが、その後、相本が減量中に倒れて緊急搬送されていたことが判明。試合は欠場で対戦相手の高橋遼伍が不戦勝で準決勝進出となった。
ほかGP7選手は計量をパス。またワンマッチでは、木村琉音が1.95kg体重超過で「減点3」 、さらに勝利してもノーコンテストとなるルールで、試合はキャッチウェイトで行われる。【GP組み合わせ抽選会リポート】
なお、大会の当時券は16時から後楽園ホール5F受付にて販売。配信は、U-NEXT、サムライ TV 、DEEP/DEEP JEWELS メンバーシップにて生中継される(ゲスト解説:武田光司)。
▼DEEPフェザー級GP 2025 一回戦 5分3R
中村大介(夕月堂本舗)66.30kg
五明宏人(JAPAN TOP TEAM)66.25kg
五明宏人
「明日はメインイベントとして相応しい試合をしたいと思います。中村選手のおかげで、久々の青コーナーでチャレンジャーの気持ちでリスペクトを持って戦いたいと思います。押忍」
中村大介
「ちょっとあのくじ引きでメインを選ばせてもらって。すごい久しぶりでもう多分、20年ぶりぐらいの後楽園ホールのメインなんで、会場を沸かせられるように。五明選手という素晴らしい選手が相手なんで、自分もベテランなんですけど、全然チャレンジャーの気持ちはすごいあるので、思いっきりぶつかりたいと思います。盛り上げたいと思います。よろしくお願いします」
進化するUの遺伝子・中村大介 vs 赤田戦の苦戦を払拭できるか五明宏人
◆中村大介(夕月堂本舗)第7代DEEPライト級王者
Uの遺伝子を継ぎ、Dynamite!! で所英男から一本勝ちを収めている中村。2012年6月にDEEPライト級王者に輝き、2021年2月にはフェザー級王者の牛久絢太郎にヒザ蹴りでKO勝ち。2022年12月に岩本達彦にヒールフックで一本勝ち以降、キム・ミンウ、青井人、パク・チャンスといった国際戦を含む実力者相手に連敗中。2024年7月の前戦では白川ダーク陸斗にスプリット判定で惜敗しており、6月の45歳の誕生日をGP勝ち上がり選手として迎えるか。
◆五明宏人(JAPAN TOP TEAM)DEEPフューチャーキングトーナメント2021ライト級優勝
五明は、伝統派空手の国際大会で5度優勝し、2022年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝した。プロデビューから3連勝を飾り、2023年2月にプロMMA4戦目で神田コウヤとのタイトル戦に抜擢されるも判定負け。その後、海飛、木下カラテ、相本宗耀に敗れたが、2024年11月にはミヨン・ジェウクに判定勝ちし、大晦日の雷神番外地で赤田プレイボイ功輝にスプリット判定で競り勝った。29歳。
なお、同試合については、JMOCが判定の見解を公表。1Rは五明の押し込んでのヒザ蹴り、手数など累積的なインパクトと、ヒジ打ちの有効打などを評価。2Rも前半の五明が有効打。3Rに赤田が右のダウンを奪うも完全に追撃できなかったことで「五明の累積と赤田の一発にどれだけ差があったか。結論としては判定は妥当だった」としている。








