キックボクシング
レポート

【RISE】数島大陸がダウンを奪い松本天志を返り討ち、小林愛三が完勝で再起、松下武蔵が延長R残り1秒で胴廻し回転蹴りTKO、寺山遼冴がダウン奪われ敗れる、藤井重綺が2度のダウン奪って泰良拓也に大差判定勝ち、無敗の女子ホープ対決は島田知佳が岩永唯伽の全身を血で染めて勝利

2025/02/23 17:02

▼第4試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
〇白石 舜(TEAM TEPPEN/同級11位)
判定3-0 ※29-27、30-28、30-27
×SAIGO(TARGET SHIBUYA)


 1R、白石が持ち前のパワフルな攻撃で前へ。サウスポーのSAIGOは拾い両足スタンスかで腰を低く構え、左の強打を顔面とボディへ打つ。白石は右のカウンターを狙うが、それにSAIGOが左のカウンターを返す。


 しかし、SAIGOの右フックに白石が右のカウンターを合わせてダウンを奪う。すぐに立ち上がったSAIGOは左フック、飛びヒザ蹴りで逆襲も右ストレートを当てる白石。SAIGOの左右フックを返す。


 2R、猛然と攻めるSAIGOだが、ローキックがローブローとなって中断。再開後、白石はジャブ、右の三日月。SAIGOは左ストレート、左フックも白石は左右のカウンターを合わせに来る。SAIGOの左ストレートがヒットした直後に白石が右ストレート、これにSAIGOが一瞬クラっとする。強打を打ち合う両者とも鼻血。右の三日月を多用する白石は前へ出てくるSAIGOへ右フック。


 3R、SAIGOの前進にロープを背負いながらも白石が右ストレート、左フックを当てに行く。左右フックを叩きつけるSAIGOだが白石のガードは堅い。このラウンドは手数が少ない白石だがそれでもジャブ、右ストレートをタイミングよく当てる。かなり消耗しているSAIGOは最後まで前へ出たが、白石の右を浴びた。


 判定勝ちで手を挙げられると白石は笑顔でガッツポーズ。熱闘を制した。

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