キックボクシング
レポート

【RISE】数島大陸がダウンを奪い松本天志を返り討ち、小林愛三が完勝で再起、松下武蔵が延長R残り1秒で胴廻し回転蹴りTKO、寺山遼冴がダウン奪われ敗れる、藤井重綺が2度のダウン奪って泰良拓也に大差判定勝ち、無敗の女子ホープ対決は島田知佳が岩永唯伽の全身を血で染めて勝利

2025/02/23 17:02

▼第8試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
×寺山遼冴(ARK FIGHT GYM/同級13位)
判定0-3 ※28-29×3
〇礼司(楠誠会館/JAPAN CUP KICKバンタム級王者)


 寺山はわずか5戦目にしてDEEP☆KICK 53kg王者となった。2020年11月には有井渚海にプロ初黒星を付けられたが、7月のCKC2021-54kgトーナメント決勝で有井にリベンジを達成して優勝。2022年10月の京介戦で勝利して6連勝を飾ったが、2023年2月に大﨑孔稀とドロー、5月の再戦ではKO負けを喫した。2024年5月、階級をフェザー級に上げて牧野騎士に勝利すると、11月にはKING龍蔵にKO勝ち。戦績は11勝(2KO)2敗4分。


 礼司は寺山と同じくジュニアキック出身で、2024年11月に初回KO勝ちでJAPAN CUP KICKバンタム級王者になったばかり。今回がRISE初参戦。


 1R、サウスポー同士。ジャブを突く礼司に寺山は入り込んでのワンツー・スリー。連打をまとめる寺山だが、礼司はロープ伝いにたくみにかわしていく。


 2R、寺山はジャブと左ロー、礼司もジャブを突く。なかなか両者目立ったヒットがなく空振りが多い展開が続く。礼司が左ミドルをヒットさせると、すぐに寺山も左ミドルを蹴り返す。寺山が左カーフからの左右フック。


 3Rも前へ出る寺山にロープ伝いに回り込む礼司。空振りが続き噛み合わない展開だったが、礼司がいきなりの左飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。礼司は右フック、ダウンを奪い返したい寺山は前へ出て左フックを打つが、逆に礼司の左ストレート打ち返しをもらってしまう。左右ボディを打つ寺山だが、挽回には至らなかった。


 ダウンを奪った礼司が判定3-0で勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.337
2025年3月22日発売
表紙はさいたまSAで激突の武尊vs.ロッタン。全試合分析も掲載! MMAフェザー級特集ではクレベル&鈴木千裕の練習対談、シェイドゥラエフ独占インタビュー、バンタム級参戦のサバテロ、RIZIN柏木氏の日本MMAへの提言も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント