最後はリーチで上回る乱牙がヒット数で上回った 撮影/安村発
NKB日本キックボクシング連盟「爆発シリーズvol.1」
2025年2月22日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第2試合(第11試合)NKBライト級王座決定戦 3分5R延長1R
×棚橋賢二郎(拳心館/NKBライト級1位)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
〇乱牙(ケーアクティブ/NKBライト級2位)
※乱牙が第16代王座に就く。本戦の判定(公式記録)は49-48、48-49、49-49。
前王者・髙橋一眞が返上し空位となっていたNKBライト級王座を懸けて棚橋と乱牙が激突。棚橋はこれまでに2度タイトルマッチに挑戦しているが奪取しておらず、今回が3度目の挑戦となった。戦績は24戦12勝(7KO)11敗1分。
対する乱牙はデビューから2年8カ月で初のタイトル戦。戦績は10戦7勝(3KO)2敗1分。
1Rから棚橋は右のロングフックを振り回し、乱牙は右ローを入れつつパンチでも応戦していく。お互いに決定打はなく、5Rには両者が足を止めて打ち合い、本戦はドロー。
延長R(王座決定戦のため。公式記録はドロー)では、疲れが見え始めた棚橋に、リーチで上回る乱牙がパンチの打ち合いではヒットが目立つ。
判定で勝利した乱牙は「長引いた試合になってすみません。これからも謙虚に努力していくので応援していただけると嬉しいです。自分も頑張ってNKBをいい団体にしたいと思うので付いてきてください」とアピールした。