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【RIZIN】三浦孝太が大晦日での失意の3連敗から再起戦、相手はMMAデビュー戦のヨンチョル「MMAもトレーニングすれば出来る」

2025/04/16 19:04
 2025年5月31日(土)韓国・仁川パラダイスシティホテルで開催されるRIZIN韓国大会『RIZIN WORLD SERIES IN KOREA』の会見が4月16日、同地にて行われた。  RIZIN MMA 63.0kg契約5分3Rで、クォン・ヨンチョル(team Jungjin)vs.三浦孝太(日本)が決定。  三浦は“キング・カズ”こと三浦知良の次男。高校卒業後、プロ格闘家をめざしBRAVEで研鑽を積むと2021年大晦日にRIZINでプロデビュー、YUSHIにサッカーキックでTKO勝利した。その後、2022年9月はアームバーで2連勝を飾ったが、2023年5月にYA-MAN、大晦日には皇治、2024年大晦日は冨澤大智にいずれもKO・TKO負けで3連敗中。YA-MANとは66kgのフェザー級で対戦し、皇治とも65kgで対戦していたが、今回は63kg契約。2022年にはブアカーオとエキシビジョンマッチも行っている。  冨澤戦の後には「今年から1年いろいろ考えて自分自身どういう生き方をしていくかとか、どういう風に今後格闘技をやっていくかとかいろいろ考えたりしたんですけど、やっぱりその中で今はまだRIZINっていう大舞台に自分が立ち続けるのは結果も含めて違うなっていう風に思っていて。だから今後、2025年はもう少し自分に見合った大会だったりとかに出場できたらなと思います。そういうところでしっかり勝ったりとかして、またRIZINっていう舞台に立てたらなとは思うんです。今回でもうこれ以上は自分も上がる権利がないなと(思う)」と失意のコメントをしていた。  ヨンチョルはムエタイと散打のバックボーンを持ち、2015年韓国キックボクシング連盟ライト級優勝、2022年大韓ムエタイ協会ライト級韓国代表に選出。2025年3月に『MAX FC in 安東』にてレガース着用2分3R、65kg級でキム・ハヌルと対戦し、1Rに右ストレートでダウンを奪われる(もう一度右ストレートでダウンさせられているがカウントは無し)も左ミドル、左ボディ、左前蹴りで反撃、判定勝利を収めている。キックボクシング戦績は5勝3敗。  この試合は現在発表されているカードの中で唯一のキャッチウェイト戦で、三浦は前回の冨澤戦と同じ、ヨンチョルは前回から2kg下げる63kgで行われる。  会見に出席した三浦は「去年から韓国の試合の話だったりとか、韓国のファンの方も去年からたくさん増えていて、試合をしてほしいとの声があった中で今回韓国に来て。しかもRIZINで試合をさせてもらうことを嬉しく思っています。対戦相手といい試合をして韓国の皆さんを楽しませるので楽しみにしていてください」と、タイに続き韓国でも人気の様子で韓国のファンの期待に応えたいとコメント。 前回の試合後からは何を強化していたかを聞かれると「前回の試合が終わってからは、ダメージを抜くのに時間がかかりました。それからは新しく練習環境を見直したり、前の環境で足りないところを埋めていく作業をしました。ルールや相手を今日知ったので、どんだルールでも対応できるように底上げするトレーニングをしてきたし、まだ1カ月半あるので全然問題ないです」と自信をのぞかせた。  対するヨンチョルは「RIZINという大きな大会に出演させていただいて感謝しています。せっかく出場するのでこの大会を盛り上げられるように、楽しい試合が出来るように頑張りますので期待してください。必ず面白い試合を見せます」と意気込んだ。  質疑応答ではヨンチョルに、本来はキックボクサーでMMAファイターではないが、との質問が飛び「はい、キックボクサーですがMMAもトレーニングすれば出来ると思います。あと1カ月もっと練習して準備していい試合をします。絶対に面白い試合を見せられるように頑張ります」と、MMAはデビュー戦で試合に向けて練習していくと語った。
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