「Stand up vol.29」2025年4月13日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第4試合 -63.0kg契約 3分3R〇G-REX(TEAM TEPPEN)判定3-0 ※29-27×3×浅野裕雅(Y'ZD GYM)
4戦1勝3敗のG-REXと、2戦2敗の浅野の一戦。
1R、序盤からG-REXは伸びのある右ストレートを飛ばし、右ミドル。浅野もパンチを打ち返すが、リーチのあるG-REXはパンチだけでなく右ロー、飛びヒザ。乱打戦でもG-REXは優勢に立つ。
2R、攻め疲れか、手数の減ったG-REXに対し、このラウンドは浅野が積極的に手数を出して下がらせる。終了間際には、もつれるような接近戦でG-REXが右ストレートを当ててダウンを奪った。
3R、G-REXは右ミドル、右ロー。巻き返しを狙う浅野はパンチ連打で距離を詰めると、疲れを見せるG-REXはパンチを出しながら組み付いて浅野の連打を寸断。最後まで浅野は攻め続けて意地を見せたが、ダウンを取ったG-REXが逃げ切って判定勝ちした。
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▼第3試合 -67.5kg契約 3分3R×齋藤航太郎(優弥道場/K-1アマチュア全日本大会Aクラス優勝)判定0-3 ※28-30×3〇ハン・サンギュ(中国/HAWK GYM)
K-1アマチュア全日本大会Aクラス優勝、プロ戦績は2戦1勝1敗の齋藤と、3戦2勝1敗のサンギュの一戦。
1R、お互いにローを蹴り合う中、パンチで前に出る斎藤に、サンギュは右ローをこつこつ当てる。終了間際に、サンギュはカウンターの右ストレートをクリーンヒットさせて連打につなげる。
2Rもサンギュは右ローを当て、大振りのパンチで追い込むも、斎藤は足にダメージを見せながらも右ストレートを返す。終盤には大振りの右を見せる斎藤に、サンギュも押し返してパンチからローにつなぐ。
3R、プレスを強める斎藤は、ローの距離を潰して右ストレート。サンギュは近距離での打ち合いに応じて一歩も退かない。最後まで両者は激しく打ち合ったところで試合終了。サンギュがフルマークの判定勝ちし、大会MVPも獲得した。
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▼第2試合 -53.0kg契約 3分3R×佐野和英(A☆R KICK!)TKO 1R 0分41秒 ※レフェリーストップ〇有賀達哉(NEXT LEVEL渋谷)
3戦3敗の佐野と、1戦1敗の有賀の一戦。
1R、ゴングと同時に一気にラッシュを仕掛けた有賀が佐野をコーナーに詰めてダウンを奪う。再開するも、有賀が佐野を防戦一方に追い込んだところで、レフェリーがストップした。
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▼第1試合 -65.0kg契約 3分3R×大高悠偉(牙王/チーム男鹿キック)判定0-3 ※27-30×3〇清水龍翔(NEXT LEVEL渋谷)※プロデビュー戦
大高は戦績5戦2勝(2KO)2敗1分、対する清水はStand upアマチュア全日本大会2024Aクラス-65kg優勝の実績がある16歳で今回がプロデビュー戦。
1R、プレスをかける大高に、清水はパンチを散らしながら右ロー。左ジャブ、右フック、右ロー、テンカオと次々に攻撃を当てる清水は、右ローの集中打で大高の動きを止める。
2Rも左ミドル、左ボディブロー、右ローを当てる清水がペースを握り、大高は打たれながら攻撃を返す。明らかに清水の手数が多いものの、大高は耐える。
3Rも圧力をかける清水が左ボディブローを当てて一気に詰める。右ロー、左ハイ、右ストレートを当てる清水だが、大高はパンチを返して耐えた。圧倒的な手数とヒット数の清水が大差を付けて判定勝ち。
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「第21回 Stand up アマチュア in 東京」2025年4月13日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
<トーナメント入賞者>
Bクラス小学生部-30㎏優勝:坂本蒼空(TOP LEAD GYM)
Bクラス小学生部-35㎏優勝:根本新大(FJ KICK ASS)
Bクラス小学生部-40㎏優勝:米倉 禅(IDEAL GYM)
Bクラス中学生部-40㎏優勝:大井鼓鉄太(チームドラゴン)
Bクラス中学生部-45㎏優勝:渡部 要(サクシード本厚木)
Bクラス中学生部-50㎏優勝:小熊拳世(BeWELLキックボクシング)
Bクラス中学生部-60㎏優勝:大𣘺 圭(格闘TEAM Orca)
Bクラス女子部-53㎏優勝:野呂星利愛(TEAM TEPPEN)
Bクラス一般部-60㎏優勝:恩田力斗(TEAM TEPPEN)
Aクラス一般部-55㎏優勝:小川律輝(TRY HARD GYM)
Aクラス一般部-60㎏優勝:大﨑寛太(TEAM TEPPEN)
Aクラス一般部-65㎏優勝:久郷トオル(TOP LEAD GYM)