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レポート

【Eternal MMA】平川智也がフィルポットのスイッチ左ハイにダウンTKO負け、スーレイがスプリット判定勝ちでフェザー級王座防衛、ウェルター級はマルチネスが一本勝ちで新王者に、RTUで内田タケルに敗れたエッチェルが一本勝ち

2025/02/08 18:02

▼Eternal MMA豪州フェザー級選手権試合 5分5R
〇セバスチャン・スーレイ(豪州)王者
[判定2-1] ※48-47×2, 47-48

×テサー・マローン(豪州)挑戦者
※スーレイが王座防衛

『UFC 312: Du Plessis vs. Strickland 2』の前日に同じ地域で行われる同大会では、コメインで、「Eternalフェザー級タイトルマッチ」(5分5R)で、SASUKEとの対戦も候補に挙がっていた王者セバスチャン・スーレイ(豪州)が、4勝無敗のテイザー・マローン(豪州)の挑戦を受ける5R戦が行われる。

 1R、ともにオーソドックス構え。マローンの刈に左右を合わせるスーレイに、マローンは後方にバランス崩すがすぐに立て直す。

 右から左の蹴りのマローンに、じっくり構えるスーレイが圧力をかけて組みに。右で差すマローンは突き放し、左ミドル。

 右ストレートで詰めるスーレイ。右カーフも。マローンの左ハイを詰めてバランスを崩させて詰めるスーレイ。マローンも右ローを返すと左前蹴りも。

 その蹴り足を掴もうとするスーレイは詰めて左ボディ! 後退したマローンはガードを固めると、ケージに詰めたスーレイは左右ボディ打ちからバッククリンチでホーン。

 2R、右の関節蹴りのマローンさらに右から左と蹴りを左右で突くが、またも左ボディを効かせたスーレイ。身体がくの字になりながら組みに行くマローン。

 剥がしたスーレイはマローンの左を被弾しながらも左右で連打。組むマローンのシングルレッグにスイッチ狙い。頭を下げて組むマローンにヒザ蹴りを突き上げる。

 サウスポー構えから右ボディストレートを突くスーレイ。マローンの組みに両脇を差し上げて離れる。近い距離で右ローを打ち下ろすマローン。

 3R、オーソから左ローを突くスーレイ。マローンの左ハイをかわして、ワンツーの右の入りはまだ遠い。サウスポー構えから左の前蹴りのスーレイ。マローンは右ローを返して詰めて組むと脇潜りバッククリンチに。左足で左足を引き出しながら崩すが、正対したスーレイが押し込み離れる。

 右ミドルをボディに当てたスーレイ。さらに左ミドル、右ローも。マローンのローからの左右の入りには金網背にしのぐ。マローンは右足を持ち上げてスーレイをテイクダウンしたところでホーン。

 4R、サウスポー構えから右の関節蹴り。スイッチしたスーレイだが、オーソに戻すと右カーフ。前足を細かく入れ替えるスーレイは首投げ狙いも深追いせず。マローンは右で差して組みに行くが、クリンチから突き放すのはスーレイ。

圧力をかけて右、さらに押し込みヒア。マローンは剥がして左ヒジをかすめる。左サイドキックから右ストレートを額に当てるスーレイに組んで体を入れ替え、ダブルレッグテイクダウンはマローン! すぐに片ヒザ立ちになるスーレイだが、マローンはニアマウントを奪い、パウンドからリアネイキドチョーク狙い。さらにバックマウントからパウンド。動くスーレイにレフェリーが見るなか、ホーン。

 5R、前に出るマローンを組んでいなしてバッククリンチのスーレイ。マローンが細かいパンチから正対すると、なおもボディロックするスーレイ。マローンが剥がしても組んで、さらに離れ際に右!

 バランスを崩したマローンになおも組んで足払いを狙うスーレイ。マローンが正対してくるとシングルレッグに切り替え。マローンが縦ヒジを背中に突いたところで、正対したスーレイ。互いに近い距離で打ち合いになるなか、スーレイは左!

 腰が落ちたマローンを詰めるとクリンチしたマローンに左ハイ、さらに右で差して押し込み。投げを狙うなど最後まで動きを落とさずにホーン。

 判定は2-1に割れ、48-47×2, 47-48でスーレイが王座防衛。ショーン・シェルビーらUFC首脳陣に参戦をアピールした。

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