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レポート

【Eternal MMA】平川智也がフィルポットのスイッチ左ハイにダウンTKO負け、スーレイがスプリット判定勝ちでフェザー級王座防衛、ウェルター級はマルチネスが一本勝ちで新王者に、RTUで内田タケルに敗れたエッチェルが一本勝ち

2025/02/08 18:02

▼Eternal MMA豪州ウェルター級王座決定戦 5分5R
×スティーブン・コステロ(アイルランド)王者
[3R 3分45秒 リアネイキドチョーク]

〇デヴィッド・マルチネス(豪州)挑戦者
※マルチネスが新王者に

 メインでは元Bellatorのステファン・コステロ(アイルランド)とBRAVE CFにも参戦したデビッド・マルティネス(豪州)がウェルター級ベルトを争う5Rの王座決定戦が組まれた。

 1R、ともにオーソドックス構え。左右連打で詰めるコステロに、マルチネスは細かい連打から左の蹴りを突いて左で差して組んで押し込み。小外がけで崩そうとするが、戻すコステロ。突き放したコステロのマウスペースが落ちると、マルチネスが拾って渡して再開。

 左ジャブの刺し合い。左前手を着いて右を当てて前に出るマルチネス。金網背にするコステロ。押し込みヒザ、右ヒジのマルチネスだが、ブレーク。右から長い左、右ヒジで押し戻すコステロにマルチネスは右オーバーハンドを返す。

 2R、先に詰めるのはマルチネス。左で差して押し込み崩し。コステロはクラッチを剥がして正対。ジャブを潜ったマルチネスは詰めてバックリンチから崩してバックへ。

 両足をかけて引き込むマルチネスに、正対して立つコステロ。すぐに詰めるマルチネスが左を当てると、コステロは後退。追って押し込むマルチネス。

 3R、ワンツーを振ってから組み続けるマルチネス。右差しに左小手のコステロ。際で右ヒジ、ヒザをこつこつ突くマルチネス。シングルレッグで引き出すが、ケージに戻ろうとするコステロ。

 追うマルチネスは右を差し上げて崩すと、一転、ボディロックから後方にテイクダウン! ついに背中を着けさせると背中を見せて立とうとするコステロのバックに。左右の手を入れ替えてリアネイキドチョークを極めた!

 ライト級に続き(23年に陥落)、ウェルター級王座を獲得し、二階級を制したマルチネスは「あの右を打たれた時、目が覚めて“ああ、オーストラリアに戻ってこの試合に勝たなきゃっ”て思ったんだ。なんとか回復して、ゲームプランを実行することができた。コーナーにいた3人のレジェンドに感謝している。彼らがラウンドの間にアドバイスをしてくれたおかげで、今夜の試合を成功させることができた」と語った。

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