シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】山田彪太朗がKOで締めくくりS-cup開催をアピール、川上叶が山田虎矢太から2度のダウンを奪う完勝、都木航佑がRYOTAROを破り新王者に、笠原弘希がコムキョウを圧倒初回KO、風間大輝がOFG戦でKO勝ち、三男対決は笠原直希が内藤啓人をKO

2025/02/08 16:02

▼第8試合 65.0kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
〇笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
KO 1R 2分40秒 ※右ヒザ蹴り
×コムキョウ・シット ポージョーウォー(タイ/元ムエサイアム パーカン スーパーフェザー級王者)


 笠原は強打を武器に2018年9月にSB日本フェザー級王座、2019年9月に同スーパーフェザー級王座、2022年4月に同ライト級王座とSB史上初の三階級制覇を達成。海外強豪勢を相手に連続KOでSBチャンピオンの強さを証明してきたが、2024年2月にONEでのワラポン・ソー.デッチャパン戦で判定負け。10月の復帰第一戦では長谷川祐也を1Rわずか55秒でKOした。


 昨年12月の『GROUND ZERO』ではONEで活躍するムエタイ戦士と戦い、持ち味の攻撃力を発揮できないまま判定で敗れた笠原は新たな目標を定め、復活に燃えている。


 今回はムエタイのイサーン地方王者で身長182cmの長い手足を活かした攻撃を得意とするコムキョウと対戦。日本人選手との対戦経験も多い相手だ。


 1R、ジャブを突くコムキョウに笠原は右カーフ。ジャブをボディにも打つ。ジャブと右カーフの笠原にコムキョウはジャブと右ストレート、左テンカオ。終盤、笠原がパンチで詰めていき、左ボディを打たれて倒れかかったコムキョウの顔面へヒザ蹴り直撃。


 圧倒的なKO勝ちを収めた笠原は「見たかって感じで。これが俺の試合です。さっきVTRでも言ってたんですけれど、2025年、シュートボクシング40周年、俺が暴れてやろうと思っています。65kg王者のイモト選手、67.5kgの奥山選手、どっちでもいいのでタイトルマッチやりましょう。俺があと2階級、ナメられないように獲っておきます」と、改めて5階級制覇を宣言した。

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