キックボクシング
レポート

【RISE】山田洸誓が豪快KOで10戦無敗のまま王者に、女子は寺山日葵が完勝で新女王

2019/09/29 22:09



▼第3試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級(-60kg)決勝戦 3分3R延長1R
×成尾拓輝(究道会館/JAPAN CUP2018-65kgトーナメント優勝)
判定0-3 ※28-29×2、28-30
〇中澤良介(TRY HARD GYM)
※中澤がトーナメント優勝。


 パワーのあるワンツーと左右ハイキックでプレッシャーをかけていくのは成尾。中澤は左ミドルで迎え撃つ。攻撃力はかなり高い成尾だがガードの甘さを中澤にパンチで突かれる場面が目立ち、2Rにはハイキックをもらい、打ち合いの中で右フックもらってダウンを喫する。3Rは逆転を狙う中澤の猛攻を浴びた成尾だったが、打ち返すところでしっかりと打ち返し、判定勝ちで優勝を飾った。

▼第2試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(-57.5kg)決勝戦 3分3R延長1R
×虎二郎・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)
KO 3R 1分39秒 ※左ヒザ蹴り
〇大澤辰徳(蹴空ジム)
※大澤がトーナメント優勝。


 大澤の開始直後に放った右ローが効いたか、虎二郎は左足を上げる。大澤はローをフェイントにフックを当てていき、2Rには虎二郎がヒザを蹴った直後の右フックの返しでダウンを奪う。右ストレートとハイキックで逆転を狙う虎二郎は3Rに右ストレートを連続ヒットしてあわや逆転かと思われたが、追い詰められた大澤が手を頭に引っ掛けての左ヒザ蹴りをアゴに直撃。KOで優勝を果たした。

▼第1試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフライ級(-53kg)決勝戦 3分3R延長1R
〇吉村凌仁郎(BLA-FREY)
TKO 2R 1分02秒 ※レフェリーストップ
×勇馬(山口道場)
※吉村がトーナメント優勝。


 両者ともかなりスピードのあるパンチと蹴りを交錯させ、場内からどよめきが起きる。勇馬は相手がバランスを崩すと一気に襲い掛かる気の強さを見せ、吉村はパンチが的確に相手を捉える。2R、吉村の後ろ廻し蹴りを喰らった勇馬はアツくなって打ち合いを挑んだが、右フックをもらってダウン。吉村は左ハイでダウンを追加し、最後はパンチのラッシュで勇馬を仕留め、優勝を飾った。

▼オープニングファイト第2試合 -56.5kg契約 3分3R
×山元剣心(FAITH/2018年KAMINARIMON全日本大会-60kg優勝・大会特別賞)
KO 1R 1分28秒 ※右ハイキック
〇周葉(TARGET SHIBUYA)


 1R、蹴りで攻める山元に周葉はパンチで対抗。打ち下ろすようなフックを放つ。ストレートの打ち合いとなったところで、右ストレートを出し合った直後、周葉が右ハイキック。これが見事に決まり、山元は足を痙攣させて失神。担架で運ばれる壮絶KOとなった。

▼オープニングファイト第1試合 ヘビー級 3分3R
〇石川利輝(TEAM TEPPEN)
KO 2R 47秒 ※左フック
×チャン(MONSTAR GYM)


 両者とも重量級らしい思い切りのいいローキックとパンチで攻め合い。那須川天心をセコンドに就けた石川は右ローと右ストレートを主軸にし、チャンは思い切り振り抜くフック主体。2Rが始まってすぐ、パンチの打ち合いとなったところで石川の左フックがヒットし、10カウントが入った。

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