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【K-1】トーナメント準優勝の稲垣柊vs.ベテラン佐々木大蔵、小田尋久がデング・シルバに、里見柚己はトーマス・アギーレに挑む

2024/12/27 20:12

マスキュラーパンチとマッスルトルネードキックで倒す(小田)


▼K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R

デング・シルバ(ブラジル)
小田尋久(TEAM3K)

 シルバはブラジルMMA団体『SFT』のSFT COMBAT-70kg王者。“灼熱のビッグモスキート”と呼ばれ、キックとMMAの二刀流ファイターでもある。身長190cmとこの階級では高くリーチがあり、蹴りとパンチのバランスに長けている。38勝のうち24KOを記録し、打ち合いの中から繰り出されるハイキックは的確。「 -70㎏世界最強決定トーナメント」開幕戦では璃久に初回TKO勝ち、準々決勝ではダリル・フェルドンクに判定勝ち、準決勝でコプリヴレンスキーに判定で敗れ3位となった。10月はジョーダン・ピケオーに延長戦で判定負け。戦績は44勝(24KO)6敗。

 小田はフルコンタクト空手出身で、2021年11月にプロデビュー。“マッスルタンク”のニックネーム通りのムキムキボディの持ち主で、空手の蹴り技にプラスしてパンチの強打を持つ。Krushには23年2月の夜叉猿戦で初参戦し、判定勝利。8月に山崎陽一からKO勝ちを収めるも、11月にフランスで初黒星。24年2月はKNOCK OUで中島弘貴から判定勝ちで再起すると、5月は第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント準決勝で森田奈男樹をKOし、8月の決勝で璃久を破って同級王座を獲得した。10月にはストーヤン・コプリヴレンスキーに挑み、ダウンを奪う大健闘の末に延長Rで判定2-1の惜敗。戦績は8勝(4KO)2敗。


■小田尋久のコメント


――対戦が決まっての意気込み。

「25年一発目のK-1に呼んでいただき、嬉しく思います。K-1の一発の大会をKOで勝って盛り上げたいと思います」

――相手の印象。

「身長がデカくて手足が長いという印象です」

――デング選手とは17cmの身長差がありますが、攻略法は?

「ファンの皆さんが注目するところは身長差。そこは楽しみにしてほしいです」

――必殺技は?

「マスキュラーパンチで!」

――どんなパンチですか?

「(立ち上がって)マスキュラポーズをやった後に、パンチ!これを試合で見せたいです」

――ストーヤン選手からダウンを奪ったのは。

「マスキュラーパンチです!次は、マスキュラーパンチとマッスルトルネードキックで倒そうと思います」

――前回のストーヤン戦で、自分の実力が通用するという手応えは。

「自分のフィジカルがMAX王者に通用する実感もありましたし、これから自分がもっと外国人選手と戦って勝たなければいけないと思いました」

――K-1WORLDMAX-70kgトーナメント開催予定もあるようですが、それについては。

「次のデング戦に勝たなければ呼んでもらえない。ここで勝つことが大事かなと思っています」

――フルコン空手時代に大きい選手との試合は?

「ないですね。でも、デング選手に身長はあってもマッスルはない。僕は身長がなくてもマッスルがあるので勝ちます」

■デング・シルバのコメント

「K-1での試合決まりました。強い対戦相手にまた決まりました。この試合に向けてしっかり準備して、KOで勝ちます」

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