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【K-1】トーナメント準優勝の稲垣柊vs.ベテラン佐々木大蔵、小田尋久がデング・シルバに、里見柚己はトーマス・アギーレに挑む

2024/12/27 20:12
【K-1】トーナメント準優勝の稲垣柊vs.ベテラン佐々木大蔵、小田尋久がデング・シルバに、里見柚己はトーマス・アギーレに挑む

2025年第一弾大会に出場が決まった7選手

 2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』の対戦カード第一弾が発表された。

 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチとして王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs.挑戦者・鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)、K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメントの2つの王座戦が決定。トーナメントにはKrush女子アトム級王者・松谷綺(ALONZA ABLAZE)が出場する。

 さらにプレリミナリーファイト3試合を含むワンマッチ9試合が発表されている。

65kgを若い僕が引っ張っていく(稲垣)、王者より遥か上の試合、姿を見せられたら(佐々木)


▼K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R

佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)

 佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者(2度防衛)となった。2018年11月の「第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準優勝。2020年2月にはKrushスーパー・ライト級王座を奪取し、2階級制覇に成功。同王座は3度の防衛に成功して返上した。2022年9月のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチでは王者・大和哲也に敗れて王座奪取ならず。2023年3月のRISEとの対抗戦では白鳥大珠に判定負け、6月のパコーン戦でも延長Rで判定負けと3連敗を喫したが、2024年は4月に寺島輝、9月に齋藤紘也、12月に塚本拓真に3連勝。戦績は35勝(8KO)20敗1分。

 稲垣は極真空手出身で少年時代に数々の大会で優勝・入賞を果たす。中学・高校はバレーボールで全国大会に出場するなど活躍。高校卒業後に格闘技に戻ると「格闘代理戦争」出演を経て2019年9月にプロデビュー。2023年1月・4月の王座決定トーナメントを制し、第9代Krushスーパー・ライト級王者に。11月には小嶋瑠久に判定勝ちで初防衛に成功すると、2024年4月に第3代K-1ライト級王者である林健太を破る番狂わせを起こした。9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもヨードクンポンに敗れた。戦績は14勝(7KO)2敗。

■佐々木大蔵のコメント


――対戦が決まっての意気込み。

「12月に試合をして2月が決まって、このスパンで試合ができるのはありがたいです。この期間で自分がどれだけ成長した姿を見せていけるのか、稲垣選手と見せられるのか、自分は格闘技で力を届けたいという思いがあるのでそれを見せたいです」

――相手の印象。

「とても強いなと思っています。総合的に強いです」

――9月の第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメントはリザーブファイトで齋藤紘也選手に勝利しました。どんな思いで本戦を見ていたのでしょうか?

「そのトーナメントに参戦するためのKrushだったので、自分は枠に入れると思っていました。でも、そういう形(リザーバー)になったので、それを受け止めて。次にチャンスが巡ってくれば、そこでできることをやるだけです。今回も、ここで勝てば次ということになるかと思いますが、この一瞬をとりにいく気持ちでいます」

――ヨードクンポン選手と鈴木選手のタイトル戦は、どう見ていますか?

「駄々をこねたら、相手が変わるのかなとは思っています(苦笑)。でも、僕と稲垣選手の試合が間違いなく挑戦者という一戦になると思うので、チャンピオンより遥か上の試合、姿を見せられたらいいなと思っています」


■稲垣柊のコメント


――対戦が決まっての意気込み。

「9月29日の3試合を経て、成長した姿を2月9日に見せたいです。65kgを若い僕が引っ張っていくつもりでリングに上がります」

――相手の印象。

「僕がデビューする前から活躍されていて、テクニシャンという印象です」

――対戦相手の佐々木選手に対する思いを聞かせてください。

「高校卒業してK-1の会社で働いていて、その時、初めて仕事で運営を担当したのがゲーオ選手が優勝したK-1スーパー・ライト級トーナメントでした。選手出しを担当していて、準優勝したのが佐々木選手でした。そこで活躍していた佐々木選手と今回対戦するので、他の選手と戦う時とは違う感情があります」

――ヨードクンポン選手と鈴木選手のタイトル戦は、どう見ていますか?

「正直、悔しい気持ちがあります。でも、佐々木選手と僕と鈴木選手を除けば、挑戦できる選手がいないと思います。これは提案になってしまうんですけど、ヨードクンポン選手と鈴木選手のタイトル戦の前に、僕たちの試合を組んでいただいて比較してもらいたいです。宮田さん、お願いします!(宮田Pは『検討します』と回答)」

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