「今回もKOで勝ってSAHO選手にアピールしたい」(池内)

▼K-1女子フライ級 3分3R延長1R
池内紀子(POWER OF DREAM/Krush女子フライ級王者)
ベセラ・ロガスカ(ギリシャ/DIAMOND CAMP)
池内は21年3月にKrushでプロデビューし小澤聡子から判定勝利。その後も連勝すると、23年6月に麻央を撃破。10月は第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメントにエントリーされると、準決勝で真優から判定勝利をものにした。決勝では麻央と再戦し、延長判定で返り討ちにして無敗で第6代Krush女子フライ級チャンピオンに輝いた。24年11月のチェ・ウンジ戦は、チャンピオンになって初の試合、初の国際戦となったが、右の強打を決めて初のKO勝ちを収めた。
ベセラ・ロガスカは、ギリシャのムエタイ&キックボクシングで結果を残し、“ダイヤモンド”の異名持つ。23年8月にはトルコで行われた「OFC Fight Night」で、23年3月にKANAと激戦を繰り広げた5冠王のフンダ・アルカイエスと対戦し、勝利している。的確にジャブを当てて試合を組み立て、パンチ連打から蹴りへつなげるコンビネーションで崩していくタイプで、Kのリングでも大暴れしそうだ。
「前回試合が終わって、怪我もなくいい感覚が残ったまま練習に取りくめているので、今回もKOで勝ってSAHO選手にアピールしたいと思います」
――相手の印象。
「蹴り中心の戦い方でフィジカルが強いと思いました」
――KOを収めての変化は?
「パンチの感覚、ヒザとかもそうなんですけど、しっかり当たっているなとは思いました。その感覚が残っているので、次も倒せるなと思っています」
――SAHOチャンピオンへのアピールとしては、どんな試合を見せたいか?
「圧倒的に勝って、しっかりアピールしたい」
■ベセラ・ロガスカのコメント
「日本でK-1の大会に出られることを光栄に感じています。格闘技界で素晴らしい歴史を残しているK-1に出ることは私の夢でした。選手としてノリコの技術と残してきた結果をとてもリスペクトしています。無敗という素晴らしい戦績も持っているけれど、すぐにそれを打ち崩すつもりです。ノリコ、覚悟しておいて。あなたを倒しにいくわ。日本、そして世界のファンのみんな、いつも最高の応援をありがとう。私のベストを尽くし、皆の記憶に残るパフォーマンスで会場を盛り上げるので楽しみにしていて。みんな応援を宜しくお願いします」






