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【K-1】トーナメント準優勝の稲垣柊vs.ベテラン佐々木大蔵、小田尋久がデング・シルバに、里見柚己はトーマス・アギーレに挑む

2024/12/27 20:12

フェルドンクにレジェンドのジョムトーンが挑む


▼K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R

ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)

 フェルドンクは“美しい人狼”と呼ばれているオランダの強豪ファイター。ヨーロッパのキックボクシング団体『Enfusion』の元ライト級(-70kg)王者で、K-1初参戦当時は11勝のうち7KOと高いKO率を持っていた。とくに左フックが強く、パンチの回転の速さで相手のガードを弾くパワーが持ち味。24年3月のK-1初参戦ではK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦で、和島大海をKOしてサプライズを起こした。続く7月の準々決勝はデング・シルバに判定負けを喫した。10月にはゾーラ・アカピャンに延長戦で判定勝ち。戦績は14勝(8KO)6敗。

 ジョムトーンはラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座を14歳で獲得すると、フェザー級、スーパー・フェザー級、ウェルター級の4階級制覇を達成。WBCムエタイでも世界フェザー級、世界スーパー・フェザー級、世界スーパー・ライト級と3階級を制覇。WMCでも世界フェザー級王座を獲得し、これまで獲得したベルトは16本という超一流選手。

 日本では2004年11月に初来日して以来、菊地剛介、大和哲也、日菜太、増田博正、T-98、アトム山田と各団体トップ選手に勝利。2022年9月にK-1初参戦を果たすと、アビラル・ヒマラヤン・チーターに初回KOち、12月には森田奈男樹にも2RでKO勝ち。2023年3月にK-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海に挑戦したが、延長戦でKO負けを喫した。12月にウェルター級に階級を落として松岡力と対戦するも判定負け。戦績は211勝(49KO)47敗4分。

 2025年も開催が予定されている70kgトーナメントの査定試合的な意味合いがあるか。

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