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『RIZIN DECADE』の合同公開練習が15日、都内で行われ、鈴木千裕、ホベルト・サトシ・ソウザ、伊澤星花、神龍誠、元谷友貴、秋元強真、武田光司、新居すぐる、矢地祐介、桜庭大世、上田幹雄、YA-MAN、大雅らが登場した。その質疑応答の前篇に続き、中篇を紹介したい。
YA-MAN「TRIBE練のMMAで極められることも少なくなり、学生ボクシングエリートたちとも練習している」
▼RIZINフェザー級(66kg)5分3R
YA-MAN(TARGET SHIBUYA)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)
注目のフェザー級戦は、YA-MAN側からダウトベック戦を望んだという。高いフィニッシュ率を誇る両者。左のパンチを上下に効かせることができて、高速ストレートのハードパンチャーのダウトベックに対し、YA-MANは得意の間合いを潰して乱打戦に持ち込むまでにボディストレート、蹴りも巧みに織り交ぜる。ともに相手にロープを背負せることで真価を発揮するため、いかに圧力をかけるか。試合はMMA。パンチ勝負のなかに組み・蹴りを混ぜることも含め、どちらが自身の距離で戦うことができるか。
YA-MAN「最初に、今日、公開練習に付き合ってくれたTRIBE TOKYO MMAの黒部(和沙)くん、これから有名になっていくと思うので、注目していてください。
(グラップリングの公開練習は)スパーリングとかの方がいいのかなと思ったんですけど、自分がどれだけグラップリングができるかも見せたくて。TRIBEの選手は極めの強い選手も多いのですが、最近は極められることも少なくなってきて、ちょっと成長出来たかなと思います。
(試合展開もグラップリングに?)試合自体は殴り合いになると思う。グラップリングの展開になることはあまりないかなと思いますね。週12から13ぐらい練習して、立ち技と組み技は半々になるように練習してます。
あとはボクシングのスパーリングちょっと多めにやっていて、大学生のボクシングエリートの子たちと今スパーリングを重ねてるんで、ボクシングのレベルは多分その子たちの方が上手いのかなと思ってるんで全然、問題はないと思ってます。
(バックからのシチュエーションスパーリングは、朝倉海のUFCの結果を受けて?)いや全く、ストライカーといえばバックからの攻撃にすごい弱いイメージがあると思うんで、そこを取られても大丈夫だぞっていうのをちょっと見せたいなと思って。もし仮に海さんのやつやるんだったら、(パントージャ戦と同じ)4の字バックからやっていると思うので、そこは特に意識はしてないですね。
(2025年はキックの試合も?)そうですね。まあRISEの方で、65kgのチャンピオンが今2年くらい空位なんでちょっとそこも狙っていき、オープンフィンガーもやって、自分は三刀流で行きたいなって思ってますね。全部やっぱトップを目指してやってはいるんでそこを目指していきたいですね。
(リング外の活動は?)僕はあの大麻とかやってないんで。あっ、にじほの件ですか。この3カ月間くらい、木村ミノルのせいで全然、お店に行けてないんで、ちょっとどうなんだろうな、この先って感じですね。だからちょっとあの年末、KOしてKOボーナスを全部フルベットしたいなって思ってます。
(木村ミノル戦の消滅で金銭的ロスは?)多いっスよ。いやもう本当に。たまったもんじゃないですね。(木村から)何の連絡もないし『ごめん』もなくて連絡来てないんで。(年末は)シャンパンのために頑張ります。絶対KOするんで楽しみにしていてください」