矢地「MMAって厳しいんだぞ」、桜庭「柔道に繋げる技を」
▼RIZINライト級(71kg)5分3R
矢地祐介(フリー)
桜庭大世(サクラバファミリア)
プロ41戦の矢地がプロMMAデビュー戦の桜庭の相手を務める。宇佐美正パトリックを完封した通り、スタンド、組みともにMMAでの武器が圧倒的に多い矢地に対し、桜庭は柔道ベース&父・桜庭和志譲りのサブミッションレスリングをいかにハメるか。QUINTETでも見せた足技・投げ技からの“繋ぎ”に注目だ。ベテラン矢地は、桜庭相手にノーチャンスのパーフェクトMMAゲームで大晦日を越えるか。
矢地「決まった以上はもう試合に集中するだけなんで、ある種どんな戦い方してくるんだろうとか、本当映像がMMAに関してはないので、そういう意味ですごく楽しみにしています。
もうやることは決まってるんですけど、その中で相手がどんな動きしてくるのか、なんかもちろんナマ物なんで見ながら戦うことになると思います。なおさら映像が無いですし、何してくるか分からないのでそういった意味でそういう表現になりますかね。
勝ち方がすごい求められると思うんで、その予想を上回るような勝ち方をしてしっかりMMAっていうのは、お父さんを見てるだろうから知ってるだろうけど、MMAって厳しいんだぞっていうのを身を持って教えられたらなと思います。
デビュー戦だろうが、何十戦やっていようが、リングに上がってしまえばもう平等で関係ないと思うんで、2人でいい作品を大晦日のRIZINという舞台で作れればいいなと思ってます。いい試合をしたいと思います。
(桜庭和志の登場に)いやちょっと反則だろうっていうね。それに尽きます(笑)」
桜庭「本当、相手はベテランですし、胸を借りるつもりで打撃も寝技も全力でやろうと思ってます。
(桜庭和志からは)いやなんか、なるべく──僕元々柔道やってたんで、なんか変な格好つけた動きをするな、じゃないですけど、柔道に繋げる技だったりをやったらいいんじゃない? みたいな感じでは言われてます。
(試合展開は)どうすかね、どっちかって言ったら、やっぱ寝技が得意なんで、寝技で極められれば盛り上がると思うし、逆にめっちゃ打撃やってたら、それはそれで面白いのかなとも思います。
デビュー戦で、あの色々思うことが皆さんあると思うんですけど、とにかく面白い試合ができればなと思うので、応援よろしく願いします」