▼第7試合 DEEPライト級 5分3R
〇西川大和(西川道場)69.40kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×宇佐美正パトリック(クレイス)70.65kg
夜大会の『DEEP123』では、修斗からPFL、近年はタイでムエタイの試合にも出場していた西川大和と、RIZINで矢地祐介に判定負けからの再起戦となる宇佐美正パトリックが、ともにDEEP初参戦で激突。
西川「お久しぶりです、西川大和です、まずこの舞台にオファーをかけていただき本当にありがとうございます。自分よりも階級の重たいミドル級の選手に挑むつもりでやりたいなと思っております。よろしくお願いします、押忍」
宇佐美「久しぶりにケージで試合できることを楽しみにしています。もう本能的にしっかり動きたいと思うので、よろしくお願いします」
1R、オーソドックスの宇佐美に、サウスポーの西川がローを蹴っていく。前蹴り。宇佐美左から右ストレートのコンビネーションをヒット。西川もジャブをヒットさせる。西川のインローにワンツーを返した宇佐美。宇佐美右ボディ。さらに右フック。西川がローを蹴っていくが、宇佐美が間合いを詰めていく。ワンツーから左のパンチの連打。ボディ・顔面にヒット。ブロッキングで凌ぐ西川。残り1分。インロー・カーフキックで宇佐美の左足を蹴っていく。三日月蹴り。1R終了。
2R、ローを蹴る西川に宇佐美はワンツーからミドルもヒットさせる。アップライトの構えで顔面をガードしている西川に対し、ボディストレートを打ち込む宇佐美。宇佐美の左足にインロー、関節蹴りを入れる西川。宇佐美もローを返す。西川が飛び込んでワンツーをヒット。飛び込んできた宇佐美。ケージを背負った西川だがサークリングですぐに抜け出した。右ボディを入れた宇佐美。残り1分。左ハイを見せる西川。ジャブのダブルを入れる宇佐美。さらにまた右ボディ。西川はカーフキック。ゴング。
3R、カーフを蹴る西川に宇佐美は左右のボディをヒット。西川インロー。宇佐美がワンツーをヒットさせる。左右の4連打を打ち込んだ宇佐美。西川はローを蹴っていく。宇佐美のパンチでケージを背負った西川だが、パンチをブロックしながら前に出る。そしてまたローキック。残り1分。右を入れた宇佐美。ボディ。西川がワンツーを放つと首相撲ヒザ。最後にローを入れた西川。タイムアップ。
29-28宇佐美、29-28西川、29-28西川。スプリットで西川勝利。スタンドでの打撃戦に終始した両者。常にローを蹴り続けた西川と、ボディ打ちなどパンチをまとめた宇佐美で判断が割れた形に。硬い防御とローの西川が評価されたかスプリット判定で西川が勝利した。