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【DEEP】青井が芦田をサッカーキックTKO、ソン・ジンス復活の一本勝ち、西川が宇佐美にスプリット判定勝ち、本田が反則打撃で失格、越智が緊急参戦の多湖に判定勝ち、神田が負傷判定勝ち、高橋が初回TKO勝ち、小崎が魚井に判定勝ち、安井が一本勝ち

2024/12/08 18:12

▼第4試合 DEEPライト級 5分3R
〇神田コウヤ(THE BLACK BELT JAPAN)70.35kg
[3Rテクニカル判定3-0] ※30-27、29-28、30-26

×山田聖真(フリー)70.50kg
※偶発的な金的攻撃により試合続行不可能のため、そこまでの判定

 元DEEPフェザー級王者の神田は『ROAD TO UFC』準決勝でリー・カイウェンに判定負け後、DEEPにカムバック。2024年3月に青井人にスプリット判定負けで王座陥落後、7月の木下カラテ戦で体重超過。2点減点の末のスプリット判定負けで、今回はライト級に階級を上げて戦う。

 対する山田は、2024年5月に後藤亮にスプリット判定勝ち後、7月のCombate Globalで判定負け。

 元フェザー級王者の神田。昨年のRoad To UFCでは準決勝でリー・カイウェンに判定負け。今年3月、DEEPに戻っての王座防衛戦では青井人に敗れ王座から陥落。7月の木下カラテ戦では計量失敗してしまい、2Rまでは圧倒していたものの、3Rに失速し、体重超過の減点2もあり判定負けしている。前回の計量失敗により、今回からライト級に階級を上げている。28歳。

 山田は昨年プロデビューし、ここまで3勝3敗。DEEPでは初のナンバーシリーズ出場となる。前戦は今年7月にフロリダで行われたCombate Globalでのマルコス・ヨレーダ戦で、初の海外での試合だったが判定負けしている。バックボーンは柔道。神田とは逆にウェルター級からライト級に落としている。26歳。

 1R、サウスポーの神田に山田はオーソドックス。パンチで出た山田を首相撲に捕らえた神田。ヒジを入れて離れた。右を打ち込んでいく山田。神田は左をヒットさせる。神田の右ショートフックがヒット。神田が左ストレートから首相撲に捕らえてヒジ。

 間合いを詰めて左を入れた。さらに左をヒットさせると山田後方にダウン!神田パウンド連打。足で阻もうとする山田にサッカーボールキックも打ち込む。連打すると山田立ったが神田はケージに押し込みながらパンチを入れる。さらに首相撲に捕らえてヒザ。ブレイクがかかるが1R終了のゴング。

 2R、ケージに押し込んだ神田はボディにヒザからワンツーを入れる。またケージに詰める神田。山田が首相撲に捕らえる。神田がヒジを入れ離れる。パンチで飛び込もうとした山田に神田がタックルでテイクダウン。インサイドからパウンドを落とす。

 マウントを狙うと背中を向けて立ち、ケージ際で正対した山田。神田が押し込みながらパンチを入れるがブレイク。山田右オーバーハンド。

 さらに左右のパンチを連打するが、神田は下がらず左を当てる。スイッチして右を入れた神田。ケージを背負った山田に左フックを入れる神田。ジャブを入れて出る神田。山田がパンチで出ると首相撲からヒジを狙う。ゴング。

 3R、山田が右を突いて出ていく。神田のワンツーの打ち終わりに詰めてパンチの連打を入れる。山田が打撃の手数を増やしてきた。山田の右が神田の顔面を捕らえる。

 神田が間合いを詰めて首相撲に捕らえたが、山田のヒザがローブローになりタイムストップ。神田が椅子に座り回復時間が取られるも、続行不可能と判断され、ここまでの内容でのテクニカル判定に。

 30-27、29-28、30-26の3-0で神田判定勝ち。

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