▼第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇斎藤祐斗(JK TRIBE)
TKO 2R 2分17秒 ※セコンドからのタオル投入
×岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
斎藤は地元・愛知県春日井市出身のK-1・Krushファイターで11勝(8KO) 8敗。8歳から始めた新極真空手で全日本大会高1軽量級の部準優勝。26歳でキックに転向し、2017年12月の『鉄拳』でプロデビュー。2018年8月よりK-1 GROUPのKrushに参戦し、連続KOの後は連続KO負けと派手な試合を繰り返す。2023年9月には『RIZIN』で梅野源治とヒジありルールで対戦し、判定負けも不利なルールで大健闘した。9月に目黒翔大に延長Rで惜敗。
岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生で2019年9月にプロデビュー後は5連勝を飾ったホープ。しかし、6戦目の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」準決勝で森坂陸にKO負けして初黒星。2021年6月にはフェザー級王座への挑戦者に抜擢されたが、王者・新美貴士に1R16秒でTKO負けを喫した。2022年4月に國枝悠太に負傷判定3-0で勝利して再起するも、その後は稲垣澪、龍斗、松山勇汰、松本涼雅に4連敗。戦績は6勝(1KO)6敗。
1R、前に出る斎藤が右ロー&右カーフを中心に蹴っていき、岡嶋がワンツーで迎え撃つ。岡嶋は右ヒザと右インローも。斎藤の右ローに右ストレートで対抗する岡嶋。斎藤は左ハイを空振りするとそのまま回転してのバックハンドブロー。岡嶋の右カーフに斎藤は転倒する。右ストレートを伸ばす岡嶋。
2Rはパンチ主体で前へ出る斎藤が左フックを当てていく。岡嶋も右ストレートを打ち返し、互いに被弾。斎藤は左ハイを織り交ぜ、左フックと左ボディを打ってどんどん前へ出る。下がって防戦一方の岡嶋に斎藤が強打を叩きつけ、岡嶋はかなり苦しそう。右を打ち返す岡嶋だが左ボディを打たれると止まってしまい、最後は斎藤が右アッパーからの左フックで岡嶋をダウンさせ、岡嶋のコーナーからタオルが舞った。
斎藤は「名古屋で勝てて本当に幸せです。今日、初めて娘が試合に見に来てて良かったです」と、愛娘に手を振った。