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レポート

【Krush】大岩龍矢が延長戦で力尽きアギーレの判定勝ち、近藤魁成が不可思から2度のダウンを奪う大差判定勝ち、新美貴士が予告通りの初回KO勝ちでK-1王者に挑戦アピール、璃久が判定勝ちで再起、天野颯大が西元也史を初回KO!鈴木万李弥が接戦を制す、斎藤祐斗がTKO勝ち

2024/11/23 14:11

▼第6試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇璃久(HIGHSPEED GYM)
判定3-0 ※30-27×3、30-28
×匡志YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)


 璃久は2019年4月に『S-BATTLE』でプロデビュー。2戦目からはシュートボクシングを主戦場とし、4勝1敗の戦績を残す。『NO KICK NO LIFE』や『HOOST CUP』、『NJKF』などに出場し、2023年7月にKrush初参戦を果たすと森田奈男樹を3RでKOしてインパクトを残した。続けて12月のK-1ではアビラル・ヒマラヤン・チーターからダウンを奪って殊勲の勝利。2024年3月の「K-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメント」に抜擢されたが、デング・シルバにTKO負けを喫した。5月・8月に行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでは決勝進出も小田尋久に敗れ戴冠ならず。アグレッシブかつ攻撃力の強さを発揮している。戦績は10勝(5KO)3敗1分。


 匡志YAMATOは、元HOOST CUP日本EXミドル級王者でもあり、過去にはチューチャイに勝利しタイトル奪還、元王者・小原俊之にも勝利している。2021年7月の大和ジム50周年記念大会で津崎喜朗とのWBCムエタイ日本スーパーウェルター級王座決定戦にKO勝利しタイトルを獲得するも、その後はRISEで惜敗が続いた。大和ジムの会長を務める。

 1R、ローの蹴り合いからスタート。匡志の右ローに右ストレートを合わせに行く璃久。フットワークを使って動く匡志を璃久は右カーフで止めに行く。右ストレートを出しながら前へ出ていく璃久は右ハイも混ぜる。前に出る璃久に連打で対抗する匡志だったが、ラウンド終了間際に下がったところに左フックをもらって璃久がダウンを奪う。

 2R、左ミドルを蹴る匡志に璃久はワンツー、匡志は左フックを多用するがヒットを奪えない。璃久が右カーフと右ストレート。ワンツーから右カーフを蹴る璃久に匡志は打ち合いに行き右ストレートをヒットさせるが、左フックに左フックを合わされてグラつく。ここでまとめに行く璃久だが匡志も負けじと足を止めて打ち返す。

 3R、璃久は右カーフに右ボディストレート、匡志の右ストレートはバックステップでかわして回り込む。璃久が右ストレートを打ち込むが、匡志も負けじと打ち返す。左ミドルで前へ出る匡志に璃久は右ストレート、左フック、さらに左ヒザ。璃久の右ストレートからの左ボディに匡志は左フック。匡志の右ストレートをもらえば璃久が右ストレートを打ち返す。最後まで打ち合いは続いた。

 判定は3-0で璃久が判定勝ち。再起を飾った。

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