鶴屋怜の「逃げるなよ」には「彼もすごいポテンシャルがある、頑張ればタイトルに挑戦する位置に行ける」
──鶴屋怜選手が昨日のXで「朝倉海がUFCのフライ級でタイトルマッチやる事になりました。朝倉海は知名度もあるし、選手のマッチメイクの仕方としては賢いし流石。ただ、勝っても負けてもこの階級からすぐ逃げるなよ! フライ級日本人最強は俺だ」と投稿していました。今後チャンピオンとして日本人の挑戦を受けるのもアリですか?
「そうですね。まあ……知名度を上げるのに必死なんだろうなと思いましたし、彼もすごいポテンシャルがあると思うので、頑張ればタイトルに挑戦する位置に行けるんじゃないですかね」
──11月4日のDEEPに出るマンド・グディエレス選手は海選手と一緒に練習していた選手でしょうか。
「彼とはタイのトレーニングキャンプで一緒に練習してたんですけど、本当は(日本に)来てもらう予定だったんですけど、ビザを取るのに結構時間がかかってしまっていて、まだ来れてないという状況です。たぶん来週の始めぐらいには来れるのかなと思います」
──今、日本ではどういった人たちと一緒に練習していますか?
「海外から練習に来てくれているのと、あとは神龍(誠)君とかが来てくれてます」
──海外の選手の名前は?
「まだちょっ言とえないですね」
「パントージャの一番の強さはハートの部分」「打ち合ってくれるし、僕にとってはすごく都合のいい相手」
──あらためてパントージャ選手のどういったところを警戒していますか?
「やっぱ全部上手いですよね。打撃も寝技もレスリングも、とにかく寝技の極めが強いですね。1Rだとしても、どの局面だとしても、本当に全力で極めに来るタイプなので、そこでのフィニッシュも多いですし。あとは競った試合のときでも勝ちきる精神力というか、彼の一番の強さはハートの部分だと思います」
──ロイバルと2度戦った試合をどう見ましたか。
「でも、技術が飛び抜けてすごいとは思わないですし、打ち合ってくれるし、僕にとってはすごく都合のいい相手だなと思っています」
──1R、2Rあたりのフィニッシュもあり得る?
「全然あると思いますよ。何パターンか、本当にKOできるイメージがあるんで、たぶん倒せると思います」
──パントージャのリアネイキドチョークや右フックとかでのフィニッシュ能力については?
「フィニッシュ能力は高いですね。特にバックキープやバックのチョークがすごい上手いですよね。でもパントージャとの試合は3カ月ヶ月前とか結構前から決まっていたので、ずっとその対策をしていますし、パントージャに似ている選手ともずっと練習をしてきたし、グラッグリングで(柔術家の)石黒翔也さんともずっと対策をしてきて、彼の技術もすごいので、そこでいろんなエスケープの仕方だったり、対応の仕方をめちゃくちゃ学んでるんで、結構自信はあります」
──ラスベガスに日本から応援も来ると思いますが、相手選手の応援の方が多いと思いますが?
「リング、ケージに入ったらそんなに気にしないですね。倒すことしか考えていないのであんまり関係ないというか。僕からすると今まで日本でRIZINでメインイベントをやることが多くて、僕がたくさんのお客さんを呼んで試合をしていたんですけど、そっちの方が遥かにプレッシャーがかかるので、気持ち的にはすごい楽な気持ちで臨めるかなと思います」