MMA
レポート

【UFC】平良達郎が17戦目の初黒星、1位ロイバルにスプリット判定負け。ジョンヨンがタヴァレスに競り勝つ、元RIZINテミロフがTKO勝ちデビューで5戦連続1R勝利! 南アのテンバ・ゴリンボが4連勝

2024/10/13 05:10

▼ミドル級 5分3R
〇パク・ジョンヨン(韓国)18勝6敗(UFC8勝3敗)185.5lbs/84.14kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ブラッド・タヴァレス(米国)20勝10敗(UFC15勝10敗)185lbs/83.91kg

 1R、ともにオーソドックス構え。タヴァレスの左フック、右ストレートにジョンヨンがダウン! 立ち際にバックを奪いリアネイキドチョーク狙うタヴァレスだが、ジョンヨンは首を防いで外して立ち上がり、前に出て逆襲。ワンツーを放つが、タヴァレスの右を被弾する。

 しかし、詰めて組んでボディロックからバッククリンチへ。小手巻き胸を合わせるタヴァレスに、バックフィストで離れるジョンヨンは右カーフ。

「来い」と手招きしてワンツー、右カーフ。タヴァレスも右カーフを返すと左ジャブもアイポークを主張するジョンヨン。しかしフェアブローとコールされ続行。

 2R、右カーフから入るタヴァレス。詰めるジョンヨンは右の足払いでこかすと、立ち際に右で詰める。タヴァレスも右を返すが、詰めるジョンヨンは左右から右のクリンチアッパー!

 離れると右カーフ、さらに右カーフ。右回りに右カーフをこつこつ突く。追うタヴァレスは左から右も追い足が無い。アウトキックボクシングに切り替えたジョンヨンに、タヴァレスは得意のワンツーの右! 顔を避けてダメージを逃すジョンヨンだが、タヴァレスは圧力。ジャブの刺し合い。

 3R、中央でグローブタッチ。右カーフのタヴァレスに打ち合いに応じるジョンヨンが右を当てて前へ! ケージまで下がったタヴァレスにジョンヨンはボディロックテイクダウンへ。中腰で耐えるタヴァレスの腰を引き付け寝かせようとするジョンヨンだが、タヴァレスも金網背に凌ぐ。それを引き寄せて小外がけテイクダウンはジョンヨン! ニアマウントからリアネイキドチョーク狙い。さらにパウンドを散らせて、送り手をコントロールする。

 正対し背中をつけたタヴァレス。半身になるタヴァレスの首を抱えてホーン。勝利を確信したかジョンヨンはケージのなかで満面の笑みで小躍りした。

 判定は2-1(29-28×2, 28-29)に割れるもジョンヨンがスプリット判定勝ち。12月のアンドレ・ムニス戦のスプリット判定負けから再起を遂げたジョンヨンは、「ゲームプラン通り。タフな選手だった。今後? マネーファイトをしたい」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント