▼第2試合 QUINTETルール 8分一本勝負 57kg契約
〇村田夏南子(レスリング・UFC/愛媛県)
優勢勝ち ※ヒョンソンに指導1
×ジョン・ヒョンソン(レスリング・柔術/韓国)
桜庭和志プロデュースのグラップリング大会『QUINTET』の提供試合。
村田は柔道でテューリンゲン国際大会優勝するなど活躍後、レスリングに転向し、世界ジュニア、アジア選手権の55kg級優勝。2016年4月の『RIZIN.1』でプロMMAデビュー後、2019年11月にInvicta FCストロー級王者に。
UFCでは、2020年11月にランダ・マルコスに判定勝ち。2021年6月に現女子ストロー級6位のヴィルナ・ジャンジローバと対戦も、1Rに腕十字を極められ、2Rに左ストレートを出した際に左ヒジを脱臼し、ドクターストップによるTKO負け。2023年10月の再起戦でヴァネッサ・デモプロスに判定負けを喫した。MMA戦績12勝3敗。156cm、53kg。
ヒョンソンは13歳からレスリングを始め、大学卒業後はナショナルチームで活動。男性と試合してタックルで点数をとり勝利した経験もあるというパワータックラー。2015年レスリング韓国全国体戦1位。柔術も習い、2021年柔術韓国ジェジュ洞代表選抜戦1位。膝十字、腕十字、テイクダウンが得意技。162cm、57kg。
1R、シングルレッグの取り合いが続く中、村田が一本背負いでテイクダウン。ヒョンソンはすぐに立ち上がる。村田のシングルレッグはヒョンソンが切る。ヒョンソンの一本背負いは村田が潰し、ダブルレッグから担ぎ上げて飛行機投げでテイクダウン。立ち上がろうとするヒョンソンを村田は抑えてパスガードするが、ヒョンソンはまたも立ち上がる。
ヒョンソンには消極的のため指導。村田がバックを取った状態から再開するが、ヒョンソンはすぐに解除して立ち技に戻る。村田のシングルレッグを潰すヒョンソンだが、村田はそのままドライブして押し込むも場外へ。スタンドに戻るとバックを取りに行こうとするヒョンソン。さらに一本背負いにいくが村田がバックを奪う。回転して足首をとりに行くヒョンソンは足首固め。
村田は足を抜くとサイドをとり、ニーオンベリーから腕を取りに行こうとしたが、ヒョンソンも動いてポジションを崩す。時間切れでヒョンソンに「指導」があったため、村田の勝利となった。