▼第6試合 キャッチウェイト (58.97kg) ムエタイ 3分3R
×ヨッドトンタイ・ソー・ソンマイ(タイ)
KO 3R 2分15秒 ※左フック
〇アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)
ヨッドトンタイはラジャダムナンスタジアムで2007年にスーパーフライ級、2009年にライトフライ級、2010年に再度スーパーフライ級、10年後の2020年にはスーパーフェザー級で王座に就き、3階級制覇を達成した。タノンチャイ、プラジャンチャイ、スーパーバンクらとしのぎを削り、2023年12月からONEに参戦。ここまで3勝1敗となっている。戦績は59勝36敗5分。
オルチコフは2023年7月から『ONE Friday Fights』に参戦し、タイ人選手を相手に4連勝(2KO)。18戦無敗のレコードを誇る。
1R、サウスポーに構えて独特なステップを踏んで前へ出ていくオルチコフに、ヨッドトンタイは出鼻を挫くジャブ。さらに左ミドル。オーソドックスになったオルチコフは左右フックを振って入るが、当たらずに組んでブレイク。ヨッドトンタイはオルチコフがサウスポーに構えるとオーソ、オーソに構えるとサウスポーに構える。終盤はオルチコフがカカト落とし顔面直撃から左右フックをまとめた。
2R、オーバーハンドで入っていくオルチコフは空振りするとミドルを蹴る。オルチコフの顔面前蹴りをもらってしまうヨッドトンタイ。オルチコフはヨッドトンタイのミドルをキャッチしての左フック連打。これでヨッドトンタイにロープを背負わせると左フックでダウンを奪う。ヨッドトンタイはヒジ、ヒザで残り時間を凌いだ。
3R、ヨッドトンタイは組んでのヒザ。オルチコフは左右フックを振り回し、ワンツーをヒットさせると顔面前蹴り。自由自在、トリッキーに動くオルチコフに翻弄されるヨッドトンタイ。オルチコフの左フックをまともにもらったヨッドトンタイは後ろにのけ反り、そこへオルチコフが左フックからの右フック。