キックボクシング
レポート

【NEXUS Strike up】初代スーパーフェザー級王者は藤井重綺、決勝でケースケからダウン奪い戴冠。金田大嵩が町田光をダウンさせて勝利、SAIGOが悠里を圧倒TKO、木村涼仁が強烈なKO勝ち

2024/08/25 18:08

▼第12試合 NEXUS KICK 3分3R ウェルター級 67.5kg契約
×町田 光(飯伏プロレス研究所)
判定0-3 ※28-30×3
〇金田大嵩(INFINITY)



 1R、強い右ローの蹴り合い。町田はアタックを繰り返す。その町田の左フックを空振りさせて兼田が右フック。町田が居合パンチのポーズをとるとどっと沸く館内。兼田は左ミドルを蹴ると、町田は居合パンチの左フック。



 2Rも町田は飛び込んでのフックを打つが、金田はかわす。金田は右ミドルと右ロー、町田が居合パンチの構えを取るとそれに惑わされず、左ハイを蹴る。その後も右ミドルとローを当てていく金田。



 3R、ミドル&ローと蹴りで勝負する金田に、町田は飛び込んでのフックから組みつく。本来なら組みついて相手を投げ、乱戦に持ち込んでペースをつかみ相手を削るのが町田のスタイルだが、NEXUSではつかみは禁止で注意を受ける。





 町田が右フックを空振りしたところに金田が左フックを打ってダウンを奪う。町田はダウンを奪い返そうと飛びヒザ蹴りを放つもこれがローブローとなってしまい試合は中断。町田は果敢にアタックを繰り返すが、金田は蹴りと右フック。町田はつかんでのヒザも出すがこれは反則。最後まで倒しに行ったが金田は一歩も譲らず、判定3-0で金田の勝利となった。



 マイクを持った金田は「福島から来ました。NEXUS3戦目ですが相手がレジェンドで怖さもあったんですが楽しみのほうが大きくて。実際やったら凄く強くてビックリしました。これで強さを証明できたと思うので自分がベルトどうですか。でも今のままでは王者どころか世界を狙えないのでもっと頑張ります」と、さらに精進したいと語った。

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