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2024年7月21日(日)、東京・立川ステージガーデンにて『PANCRASE 346』(U-NEXT配信)が開催された。
PANCRASE 346 速報
▼第14試合 メインイベント フライ級キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ 5分5R ※選手名からインタビユー&見所
〇伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)56.65kg
[3R 1分12秒 リアネイキドチョーク]
×ムハンマド・サロヒディノフ(Katran Gym)56.55kg
※伊藤が初防衛に成功
伊藤「初の防衛戦になりますが、 去年ベルトを獲ってから約半年間、チャンピオンとして自分が一番強いんだっていう自覚を持って日々練習頑張ってきました。何がなんでも勝ちたいので、必ず一本、KOで仕留めて勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」
サロヒディノフ「エキサイティングなファイトをお見せしたいと思います。よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。サロハイディノフの左インローでバランスを崩すもすぐに立て直し、右をかわしてニータップでテイクダウン。
トップから腕十字を狙い、サロハイディノフの起き際に横三角を組む。リフトしたサロハイディノフにスラムされる前に自ら解いて着地した伊藤。
バッククリンチのサロハイディノフにキムラを仕掛けて回して腕十字へ。クラッチするサロハイディノフの腕を伸ばすが、すぐにまたいで腕を抜くとバックコントロールに対し、伊藤は頭をケージにつけてクラッチを外しにかかる。
バックから崩したサロハイディノフにラバーガードの伊藤。外してKガードからスイープすると再びキムラクラッチ。さらにセンタク挟みを合わせる。
サロハイディノフが反転して起き上がって外して上に。伊藤はケージを使い立ち上がる。崩そうとするサロハイディノフに伊藤は正対。ジャッジ3者が伊藤を10-9で支持。
2R、伊藤が右カーフ。バランス崩したサロハイディノフがアンクルピック狙い。かわした伊藤に、サロハイディノフは再度シングルレッグで尻もちを着かせる。こつこつヒジを突いて立つ伊藤。ギロチンも狙いながら、背中を向けて立つ伊藤は離れる。
組むサロハイディノフは右を振ってケージに押し込むと、伊藤はニンジャチョーク狙い。サロハイディノフがシングルレッグテイクダウンすると、伊藤はバックを奪い、ボディトライアングルからリアネイキドチョーク狙い、バックからパウンドも。2Rに伊藤が10-9×3で取った。
3R、伊藤の左ミドルからサロハイディノフも打ち合いへ。ムエタイ練習も活かした右ヒジの伊藤に、サロハイディノフは首相撲からヒザを突く。しかし伊藤は引手を持つと奥襟の首もつかみ内股! サイドに。サロハイディノフをクルスフィックスでとらえてからバックに回る左腕を首に回しワンアームで肩を抱いて絞めに。サロハイディノフが失神し、レフェリーがストップした。
❌#PANCRASE346 🎞ハイライト❌
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) July 21, 2024
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フライ級王者・伊藤盛一郎選手、サロヒディノフ選手をワンハンドチョークもとい "盛ちゃんチョーク" (C) @kenjiosawa で失神させ、一本勝利で初防衛👏
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---@_PANCRASE_ @sei_gs21 pic.twitter.com/abTcoWXrZ0
王座防衛に成功した伊藤は「王座決定戦をせずに王者になったのでスッキリしませんでしたが、ランキング1位の選手に勝ったので、これで正規王者と名乗ってもいいですか? 今日カナダから来た父と7年ぶりに会えました。伊藤家で記念撮影をさせてください」と語り、妻・菅原美優らと勝利の記念撮影に収まった。