▼ウェルター級 5分3R
〇アダム・フューギット(米国)10勝4敗(UFC2勝2敗)170lbs/77.11kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ジョシュ・クインラン(米国)6勝3敗(UFC1勝3敗)169.5lbs/76.88kg
木下憂朔のUFCデビュー戦でサウスポー構えから右足を上げての2ステップの左ストレートでダウンを奪い、TKO勝ちしたアダム・フューギット(※前戦はマイクマロットに右三日月蹴りから右ストレートを効かされ、ギロチンチョークで一本負け)が再起戦。クインランはUFCデビュー戦で鮮烈左フックデビューも、その後2連敗中。
1R、サウスポー構えのフューギット。オーソのクインランは右スーパーマンパンチもまだ遠い。フューギットは左ハイでけん制。サウスポー構えにスイッチするクインランは左カーフを当てる。
右ジャブでけん制のフューギット。クインランは二段蹴り、左ロー。右ボディを当てる。フューギットの左ハイはかわすクインランは左カーフを2発。フューギットは左の蹴りを上下に。クインランは右オーバーハンドに飛び込みをガード上に突く。
右ハイ、右スーパーマンパンチのクインラン。フューギットの右ローに左右をガード上にまとめるとフューギットの左ハイをかわす。
2R、右インローのクインラン。フューギットは左ミドルを2発ガード上に。腰に組むが、切るクインランは左から右、左で飛び込む。かわすフューギットにクインランは右。ワンツーの左をかすめる。フューギットは左ハイもかわすクインラン。フューギットは左ロー。クインランはオーソからワンツーの飛び込み。フューギットは右目尻から出血。
フューギットのダブルレッグを切ったクインラン。フューギットはタッチキックボクシング。クインランの右の蹴り終わりに右を返す。右ストレートを当てるクインラン。フューギットは左ミドルハイをガード上にこつこつ突く。
3R、クインランはサウスポー構えから。オーソに戻して得意の左前手のフックはかわされる。フューギットの左の蹴りに右ストレートを合わせに行くクインラン。フューギットは高い左前蹴りをかすめて前に。左ハイをスウェイでかわしたクインランだが、フューギットは詰めて左右の蹴り。
しかしその左の蹴りに左前手を合わせるクインラン。マウスピースを吐き出したフューギット。再開。サウスポー構えからスイッチしての右で飛び込むクインランだが、見切るフューギット。サウスポー構えからオーソに戻すと、フューギットは左ハイ。回転ヒジを狙う。ともにフックは空振り。
左右ハイをガード上に突くフューギットに、クインランも左右フックで押し戻してゴング。判定は左の蹴りを軸に後半に手数を増やしペースを握ったフューギットがスプリット判定勝ち。「接戦だった。たくさん蹴ったよ。みな蹴りの重要性を分かってない。いい武器なんだ」と語った。クインランはUFC3連敗に。