▼第22試合 バンタム級タイトルマッチ キックルール
×冨澤大智(挑戦者)
延長戦 判定0-5
○井原良太郎(王者)
※井原が初防衛に成功。
井原は足立区出身の喧嘩自慢で、「喧嘩自慢地区対抗戦」に足立区代表として出場。『BreakingDown 10』にてメカ君にKO勝ちした。「路上に咲く天才喧嘩坊や」の異名を持つ。「バンタム級トーナメント」の1回戦ではかずきんぐにKO勝ち、準決勝では西島恭平に延長戦で判定勝ち、決勝でダンチメン・あつきにKO勝ちして2月に初代王座に就いた。
冨澤は2019年にABEMAで放映された『格闘代理戦争 4th Season』にTEAM武尊のメンバーとして出演。番組終了後はK-1ジム総本部チームペガサスに入門し、2021年10月に『Krush-EX』でプロデビュー。渚に判定勝ちし、2022年1月の『Krush.133』でも内田竜斗に判定勝ち。プロ戦績はこの2戦のみ。
冨澤がワンツーで入ると井原がそれをかわして回り込み、逆に左右フック。打ち合いで井原の右フックがヒットして冨澤がグラつく。冨澤は下がらず左カーフ。冨澤は右の三日月蹴りから左カーフ、残り10秒で冨澤がラッシュを仕掛けて左フックをヒットさせる。
判定は0-0でドロー。延長戦へ突入する。左カーフを狙い撃ちにする冨澤へ伊澤が左右フックで勝負を懸け、右フックで豪快にダウンさせるがレフェリーはスリップと判断。井原は左フック、右フックをヒットさせ、冨澤は左ハイキックで逆転を狙ったが井原は倒れない。井原がまたも右ストレートをヒットさせ、前に出てきた冨澤へ左のカウンター。冨澤はガムシャラに攻めるが井原に有効打を当てることは出来ない。
初防衛に成功した井原は朝倉未来CEOにベルトを巻かれ、「俺が負けるつったヤツ、バーカ! 冨澤大智だから盛り上がった友うので、今後仲良くするとかはないけどそこに関しては冨澤大智のおかげなのでありがとうございました。これで引退するって言ってたけどそれはないでしょう。俺が輝くように他の雑魚を倒していって。雑魚狩り。よろしく」と、冨澤にひねくれたエールを送った。