キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】原口健飛の弟子・和田哲平の鮮烈なKO王座奪取劇に観客席から「ヤバいよ」、FUJIMONが引退試合

2024/05/05 21:05

▼第4試合 TOP☆RUN Girls-48Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
◯辰巳瑠央(TeamFreeStyle)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×中井美慶(LEGEND GYM)
※辰巳がTOP☆RUN Girls-48Kg新王者に。本戦の判定 は29-28、29-29、29-30。


 TOP☆RUN Girls-48㎏王座決定戦は4人参加のワンデートーナメント。初戦(準決勝)はオープニングファイトの第1~2試合で行なわれ、決勝は本戦の第4試合で組まれた。アマチュアの試合でも他団体では見られない実験的なマッチメークを積極的に組んでいくのはDEEP☆KICKの強みだ。勝ち上がってきたのは辰巳瑠央と中井美慶。


 最初の攻勢に出たのは辰巳の方だった。右ミドルをベースに間合いを詰めると左ヒザを突き刺す。もつれて倒れ込む場面も多かったが、辰巳が上になるケースが多かった。しかし本戦は三者三様のドローに。試合は延長戦へと突入したが、ここで辰巳はスタミナを切らすことなくミドルを連打し、マスト判定で辰巳に引導を渡した。

[nextpage]

▼第3試合 DEEP☆KICK-51.5kg契約 3分3R
×由知(TeamFreeStyle)
TKO 1R 1分00秒 ※レフェリーストップ
〇水野夢斗(TEAM TEPPEN)


 大空に続き、TEAM TEPPEN期待の水野夢斗がプロデビュー。素顔はまだ高校生ながら、自分より3歳年上の由知(TeamFreeStyle)を相手に、試合開始早々左ストレートでダウンを奪う。その後も連打で畳みかけ、とどめは飛びヒザ蹴り。グリーンボーイとしては満点といえる試合内容で、初陣を飾った。フィジカルを鍛えていけば、-51㎏戦線で上位を狙うことも夢ではあるまい。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.333
2024年7月23日発売
UFC6連勝で日本人初の王座を射程に入れた平良達郎、ペティス下した堀口恭司ら軽量級の雄を特集! RIZIN井上直樹×高木凌、K-1から金子晃大、玖村将史らを直撃。武尊×野杁×与座も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア