JTT倉本大悟が北岡悟に右ヒザ突き刺し、5連勝「RIZIN出ます」
▼DEEPライト級 5分3R
×北岡 悟(パンクラスイズム横浜)70.65kg
[1R 4分54秒 TKO] ※右ヒザ→パウンド
〇倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)70.75kg
ライト級の北岡は再起戦。2020年9月の小金翔戦でのドロー以降、久米鷹介、 大原樹理、鈴木琢仁、上迫博仁、江藤公洋相手に5連敗を喫した北岡だが、2023年2月に高野優樹にノースサウスチョークで一本勝ちすると、5月に大山釼呑助にギロチンチョークで一本勝ち。さらに7月に大木良太にスプリット判定勝ちと3連勝を飾った。
2023年11月の前戦では、4連勝中の泉武志と連勝対決に臨むもスプリット判定で敗退。約半年ぶりの再起戦となる。
対するJTTの倉本は、DEEP4連勝中。178cmの長身・リーチを活かして、2021年のBreakingDownでにっけん君にKO勝利後、2022年のフューチャーキングトーナメント・ウェルター級で準優勝。2023年3月に前田啓伍に判定勝ち。
その後、涌井忍、井上竜旗をいずれも1R KOに下し、2024年3月の前戦では元修斗王者の川名雄生の組みを切ってカーフキックで崩すなど判定勝ち。
2月に44歳となった北岡は、15歳若く勢いに乗る20代の倉本を退けることが出来るか。
北岡「(※交通事情により計量ラストにパスし)間に合って良かったです。心を込めて戦います。頑張ります」
倉本「JTTの倉本です。北岡選手と戦えるのが楽しみです。試合、しっかり盛り上げたいと思います」
1R、サウスポー構えの北岡はゴングと同時に低いシングルレッグも切る倉本が蹴りで突き放す。後方に崩れた北岡だが、すぐに立ち上がる詰めて首相撲ヒザ。
離れた倉本は右ハイ。かわした北岡はシングルレッグも、尻着く倉本が細かいパウンド。しかし北岡はシングルレッグを肩口まで持ち上げて軸足を払いテイクダウン!
しかし、倉本もギロチンを警戒しながら立ち上がり。左で差して押し込む。右オーバーフックする北岡を嫌って離れる倉本に、北岡は左右フックで前に。しかしそこに倉本は右ヒザ!
ダウンした北岡にパウンドする倉本だが、北岡は下から足を手繰りディープハーフから立ち上がり。
なおも詰める北岡に、倉本は右テンカオ! 腹を押さえて下がり金網際でダウンした北岡に倉本はパウンド。レフェリーが間に入った。
29歳の倉本は、「北岡さん、戦ってくれてありがとうございます。5連勝しています。格闘技を始めたときに30歳までにRIZINに出ると思っていました。もっと上を目指して頑張ります」と語った。