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【DEEP】正規王者・川原波輝と暫定王者・越智晴雄が3年9カ月ぶり3度目の対戦でストロー級王座統一戦! バンタム級で石司晃一vs.平松翔、五明宏人の再起戦は瀧口脩生と=5月26日(日)

2024/04/16 22:04
【DEEP】正規王者・川原波輝と暫定王者・越智晴雄が3年9カ月ぶり3度目の対戦でストロー級王座統一戦! バンタム級で石司晃一vs.平松翔、五明宏人の再起戦は瀧口脩生と=5月26日(日)

(C)DEEP/GONG KAKUTOGI

 2024年5月26日(日)東京・ニューピアホールで開催される『DEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUND』の追加10カードが発表された。

 バンタム級で石司晃一vs.平松翔が発表済みの同大会で「DEEPストロー級王座統一戦」(5分3R)として、正規王者の川原波輝(Team Alpha Male)と、暫定王者の越智晴雄(パラエストラ愛媛)の対戦が決定した。

▼DEEPストロー級王座統一戦 5分3R
川原波輝(Team Alpha Male)正規王者、A1 Combat王者
越智晴雄(パラエストラ愛媛)暫定王者

 両者は1勝1敗。2019年3月の初戦『DEEP 88』では、越智が川原をドミネートしての判定勝ちでストロー級王座戴冠。2020年8月の『DEEP 96』の再戦では2R、川原が越智のテイクダウンに下からヒジ打ち。立ち際にリアネイキドチョークを極めて新王者となっている。

 その後、川原はONEストロー級王者を目指しONE参戦も、2021年1月のデビュー戦は緊急参戦でリト・アディワンに2R KO負け。2022年4月の2戦目でK-1&RISE出場経験もあるダニエル・ウィリアムスに判定負け。2024年1月のONE日本大会出場を目指していたが契約切れで、2024年3月30日の『Urijah Faber's A1 Combat 19』で「A1Cストロー級王座決定戦」に出場。

 ユライア・フェイバーの指導のもと、日本のPANCRASE・VTJに出場した元Bellator&ONEファイターのアンソニー・ドゥに判定勝ちを収め、試合後のインタビューではUFCストロー級の創設を呼び掛けている。

 一方、越智は、川原との再戦に敗れた後、メジャーへのチャンスを求めて2021年9月にフライ級に階級を上げて渋谷カズキに判定勝ち。RIZINにもフライ級(57.0kg)で参戦し曹竜也に勝利も、2022年8月のDEEPフライ級GP1回戦で元同門の本田良介に判定負け。12月には55kg契約で中村真人に1Rギロチンチョークで一本勝ち。2023年5月には56kg契約でキム・ウジェに3Rギロチンで一本勝ちすると、2023年12月の前戦で佑勢乃花との「ストロー級(52.2kg)暫定王座決定戦」に臨み、佑勢乃花の三角絞めを持ち上げマットに叩きつけての失神KO勝ちで暫定のベルトを巻いている。2023年7月に愛媛県松山市に自身のジム「Little Giant」を起ち上げて10カ月目の王座戦となる。

 最後の対戦から3年9カ月。両者の軌跡は対照的だが、それぞれのやり方で強さを求めてきたことだけは確かだ。3度目の対戦で唯一の王者となるのは、川原か越智か。

▼DEEPバンタム級 5分3R
石司晃一 (フリー)
平松 翔(THE BLACK BELT JAPAN)

 石司は、MMA20勝6敗1分。2023年11月にCOROに判定勝ちでDEEPバンタム級暫定王者となると、2023年4月にRIZINに初参戦し、金太郎に判定勝ち。ビクター・ヘンリーの王座返上に伴い、「正規王者」に認定された。2023年9月の前戦では「DEEP & BLACK COMBATバンタム級ダブルタイトルマッチ」で韓国のユ・スヨンと対戦し、1R、最初のテイクダウンでマウントを奪われ、パウンドによるTKO負けで王座か陥落している。今回は8カ月ぶりの再起戦。

 対する平松は、MMA6勝4敗。デビュー戦をギロチンチョークで一本勝ちもその後2連敗。2021年10月に海飛に1R カウンターの右ストレートでKO勝ちすると、2022年3月に山口コウタに右カウンターのテンカオで1R TKO勝ち。同年8月にMG眞介に左三日月蹴りを効かせての左フックで1R TKO勝ちと3試合連続の1Rフィニュシュ勝利。しかし、2022年12月に元英雄伝説アジア王者のRYUKIの左ストレートを浴びて1R TKO負け。2023年4月のDEEP OSAKAで元DEEP☆KICK王者の谷岡祐樹を1R 右ストレートでKOし、再起を遂げたが、2023年7月に雅駿介のテイクダウンに判定で敗れている。前戦は2024年3月に魚井フルスイングと対戦し、2Rギロチンチョークで一本勝ちしている。

 ともに強打のストライカー。基本はオーソもスイッチヒッターでもあり、精緻なジャブ、長い右の奥手、左右の蹴りを武器とする。金太郎を封じ込めた組みの経験値は石司にあり、スヨン戦からどんな進化を遂げたか。雅の組みに敗れた平松にも1発の極めがあるが、課題のグラウンドでどんな選択をするのか、注目のバンタム級戦だ。

▼DEEP フェザー級 5分3R
五明宏人(JAPAN TOP TEAM)
瀧口脩生(総合格闘技スタジオ STYLE)

 伝統派空手ベースでJTTの五明は、2022年3月のフューチャーキングトーナメントで優勝し、5月のプロデビューから3戦全勝。わずか9カ月で王座戦に抜擢されたが、神田コウヤに判定5-0で敗れ、プロ4戦目での戴冠はならなかった。2023年7月には海飛との空手対決でスプリット判定負けで強豪相手に2連敗も、2023年9月に劉獅を1R、左ストレートからのパウンドでTKOに下して再起。しかし、2024年3月の前戦で木下カラテとの空手対決で1R 左ヒザからのパウンドでTKO負け。今回は2カ月のインターバルで再起戦に臨む。

 対する瀧口は、フェザー級で4連勝から前園渓に敗れたものの、2023年11月に牧野滉風に判定勝ちで復活。しかし、2024年3月の『DEEP OSAKA IMPACT 2024 1st ROUND』で銀グラップリングシュートボクサーズにスプリット判定で惜敗している。

 組みの瀧口に打撃の五明の構図だが、それがMMAのなかでいかに出るか。

DEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUND 追加カード

2024年5月26日(日)ニューピアホール
開場/12:00 開始/12:30

【追加対戦カード】

▼DEEPストロー級王座統一戦 5分3R
川原波輝(Team Alpha Male)正規王者、A1 Combat王者
越智晴雄(パラエストラ愛媛)暫定王者

▼DEEPバンタム級 5分3R
石司晃一 (フリー)
平松 翔(THE BLACK BELT JAPAN)

▼DEEP フェザー級 5分3R
五明宏人(JAPAN TOP TEAM)
瀧口脩生(総合格闘技スタジオ STYLE)

▼DEEPメガトン級 5分2R
赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)
ベンツ(フリー)

▼DEEPバンタム級 5分2R
力也(FIGHT FARM)
山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)

▼DEEPフェザー級 5分2R
梶本保希(パラエストラ八王子)
フェルナンド(JAPAN TOP TEAM)

▼DEEP 75kg以下 5分2R
後藤 亮(TRIBE TOKYO MMA)
山田聖真(KING CONNECTION/ISHITSUNA MMA)

▼DEEPフライ級 5分2R
石井涼馬(THE BLACK BELT JAPAN)
吉田悠太郎(EVERMOVE)

▼DEEPバンタム級 5分2R
清太郎(K-Clann)
生田大雅(BLUE DOGGYM)

▼DEEPライト級 3分2R アマチュアSルール
川島悠汰(INFIGHT JAPAN)
渡辺智偉(カタナジム)

▼DEEPフェザー級 3分2R アマチュアSルール
橋本玲音夢(パンクライムズ横浜)
菊川イサム(カタナジム)

『DEEP 119 IMPACT』追加カード

2024年5月3日(金)東京・後楽園ホール
開場/17:30 開始/18:00

【追加対戦カード】

▼DEEP 70kg以下 3分2R アマチュアSルール
信原 空(JAPAN TOP TEAM)
小沼魁成(THE BLACK BELT JAPAN)

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