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【GLADIATOR】バンタム級王者の竹本啓哉がタイからの刺客デッチプールと対戦。チハヤフルズッキーニョスはチーム・ラカイと遭遇=5月5日(日)大阪

2024/04/11 21:04
【GLADIATOR】バンタム級王者の竹本啓哉がタイからの刺客デッチプールと対戦。チハヤフルズッキーニョスはチーム・ラカイと遭遇=5月5日(日)大阪

(C)GLADIATOR

 2024年5月5日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催される『GLADIATOR026』で2つの国際戦が決定した。

▼GLADIATORバンタム級 5分3R
竹本啓哉(ALIVE/第8代GLADIATORバンタム級王者)
デッチプール(バンコクファイトラボ/タイ)

 フライ級王座決定トーナメント決勝=王座決定戦がNavEとオトゴンバートル・ボルドバートルの間で行われるのに続き、GLADIATORに初めてタイからムエタイベースの本格派ストライカーのデッチプールが来日し、バンタム級チャンピオン竹本啓哉とノンタイトルで戦う。

 竹本は、2022年4月のエダ塾長こうすけ戦からMMA4連勝。グラップリングでも江木伸成に一本勝ち後、2024年2月のPROGRESSフォークスタイルグラップリングで竹内稔と対戦。得意のアナコンダチョークを極められ、約2年ぶりの黒星を喫した。

 MMAでは、2023年9月にテムーレン・アルギルマーを相手にボトムからコントロールし、足関節でアタックし続け、最後にコヨーテガードからバックを狙い、スプリット判定勝ち。再びバンタム級のベルトを巻いている。

 デッチプールについて、竹本は「完全決着率の高いストライカー。こういう選手と試合したかったです。ですが、戦績は僕の方が上。必ず極めて勝ちます」と、16勝8敗1分の11年選手として、一本勝ちを宣言している。

 対するデッチプールことデッチャディン・ソーンシリスッパティンは、バンコク・ファイトラボ所属で、ベースとなるムエタイでは30試合を戦い27勝3敗と抜群の勝率を誇る。MMAの指導もしており、プロ戦績は8勝5敗でアマMMAでは4勝1敗、通算12勝6敗というキャリアの持ち主だ。

 長谷川賢タレントリレーションズ代表が、2023年11月にタイ視察を行った際に、デッチの指導とスパーリングを見て、本格的なムエタイ技術をMMAに落とし込んでいるという評価がなされ、招聘リストのトップにその名が記されていたという。

 プロMMAにおけるフィニッシュ率は8割以上で、5つのKO勝ちと2つの一本勝ちを記録するデッチプールは、判定無用の戦いを信条としている。

 江藤公洋、椿飛鳥、鈴木祐子らが出場したONE Warrior Series4で初回TKO勝ちするなど2勝2敗後、2020年8月にONE本戦にも参戦し、フィリピンのドレックス・ザンボアンガに2R リアネイキドチョークで一本負け。以降はボクシングでも活躍。2023年4月に齋藤麗王、6月に奈良井翼と対戦し、いずれも2R KO負けを喫している。シャープなジャブ・ストレートに加え、オーソからの右オーバーハンド、右ハイ、シングルレッグでは長身のザンボアンガからテイクダウンも奪っており、打撃を軸にトータルで油断の出来ない相手だ。

 デッチは、GLADIATOR参戦に向け、「日本の皆こんにちは。タイのデッチプールことデッチャディン(本名)です。日本で素晴らしいトップMMAファイターと戦うことが凄く嬉しい。ただし、僕は彼を倒す。倒したいんだ。ありがとう──KRUB!(※タイで最後につけると、ございますというような意味になる)」とKO勝利を予告した。

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