▼ONEストロー級(※56.7kg)ムエタイ 3分3R
〇ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)120.25lbs, 1.0241
[判定3-0]
×ニコラス・レイテ・シウバ(ブラジル)125.00lbs, 1.0140
※ソンチャイノーイとニコラス・レイテ・シウバの両選手がハイドレーションテストをパスするも体重超過。ストロー級戦に変更。
ソンチャイノーイは2023年4月に来日、『BOM』で吉成名高と対戦した選手(名高が3RでTKO勝ち)。あのチャンプア・ゲッソンリットも所属していたゲッソンリットジムで、S-1スーパーフライ級王者の肩書を持つパンチャー。日本では2022年9月にNJKFのリングで塚本望夢から1Rに2回ダウンを取ってKO勝ち、2023年7月にジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来)に判定勝ちもしている。
2023年1月の『ONE Friday Fights 2』ではヨットーイから左フックでダウンを奪って勝利。その試合ではしつこい首相撲も使って相手の攻撃を許さず、崩し技で相手を何度もぶん投げたことから“ビースト(野獣)”とのキャッチフレーズが付けられた。タイ人選手に5連勝で今回Fight Nightに初出場。
シウバはタイでムエタイを学び、高い技術を持つ新鋭だという。戦績は11勝5敗。
1R、両者とも前足でリズムをとるムエタイスタイル。サウスポーのソンチャイノーイはスピードのある鋭い左ミドル、左ローを放っていく。上背で優るシウバはジャブと右ストレートを放つ。ソンチャイノーイは本来のオーソドックス戻ると急にパンチで勝負を仕掛け始め、左右のボディ、ロングフックでシウバを下がらせる。
2R、シウバの打ち下ろす右ヒジをもらったソンチャイノーイはすぐに左右フックで逆襲、右フックを叩き込んでダウンを奪う。ソンチャイノーイは左右のロングフックで前に出たかと思えば、下がってシウバを誘って右フックで迎え撃つ。左右ボディからのフック連打、右の強打、サウスポーになっての左ミドルとアグレッシブな攻撃を見せると、シウバの首相撲からのヒザに対して投げて崩した。
3R、サウスポーのソンチャイノーイは左ミドルを連打、ジャンプしての左ミドルも繰り出す。シウバが右を繰り出すとすぐに回転の速い左右フックを返し、組み付かれると組み倒す。力の差を見せつけるような戦いぶりのソンチャイノーイ。残り1分を切ると流し始め、シウバも攻めることが出来ず。
判定3-0でソンチャイノーイが本戦初白星、ONEでの6連勝を飾った。左目の上から流血も見られたソンチャイノーイだが「相手は誰でもいい。もっとムエタイで強くなって勝ち続けたい」と語った。
Songchainoi sits ‘em down 🪑
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 6, 2024
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