キックボクシング
レポート

【ビッグバン】高木覚清が大輝を破り王座に、山本優弥の愛弟子・目黒翔大が新王者、Bigbang生え抜きの竹添翔太が新王者に、新婚・山際和希が判定勝ち、琢磨が昇也との打ち合いを制す、林京平が秒殺KO勝ち

2024/03/10 18:03

▼第8試合 64kg契約 3分3R
○琢磨(OFA/Bigbangスーパーライト級王者)
判定3-0 ※29-27、30-27×2
×昇也(士魂村上塾/MA日本スーパーライト級王者)


 第4代Bigbangスーパーライト級王者の昇也と現同王者の琢磨によるスーパーライト級王者対決。共に強いパンチを持つ。


 1R、琢磨はサウスポーの昇也に右ボディから奥足への右ロー、そして右ストレート。昇也のパンチをよく見て右フックでダウンを奪う。しかし、立ち上がった昇也が逆襲に転じ、琢磨にロープを背負わせて左右フックの乱れ打ち。あわや逆転のダウンかと思われたが、琢磨が右を返して形勢逆転。逆にダウン寸前まで追い込む。


 2R、琢磨は左腕を伸ばして距離をとり、右の強打を昇也に浴びせるが、昇也は打たれても愚直なまでに前へ出続けて左右フックを放つ。左目が大きく腫れあがる昇也。琢磨はパンチ一辺倒にならずヒザも突き刺す。


 3Rも前へ出続ける昇也。琢磨は右ストレート、右フック、右ボディ、右アッパーと右のパンチを次々とヒットさせていくが、昇也は下がらず左フックを打ち返す。どんどん前へ出る昇也を突き放そうとするが昇也の前進を止めることはできない。


 それでもダウンを奪い、ヒットを重ねた琢磨が判定勝ち。マイクを持つと「本当は1Rで倒して次のタイトル挑戦者の名前を言いたかったんですが、しょっぱい試合になってすいません。打ち合いをしたかったんですが、次までにもっと強くなって打ち合いが出来る選手になります。シュートボクシングのポッシブルK選手がタイトルに挑戦させてくださいと言っていたので、6月辺りとか全然やってやる」と、ポッシブルKの挑戦を受けると宣言した。

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