▼第10試合 Bigbangフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R
○竹添翔太(インスパイヤードモーション)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-27
×久保一馬(FIGHT CLUB 428)
※竹添が新王座に就く。
竹添はアマチュア時代からBigbangに出ている生え抜き選手。6勝(2KO)2敗で念願のベルトが手に届く位置まで上がってきた。対する久保はK-1グループの選手で「絶対にK-1グループの方がレベルが高いってことを僕がベルトを獲って証明したい」と宣言。
1R、いきなり打ち合いを仕掛けた久保に竹添も足を止めてこれに応える。激しい打ち合いが続く中、竹添はタイミングよくヒザをボディへ突き刺す。久保の回転が弱まってくると竹添は笑みを浮かべて右オーバーハンドを放つ。終盤には右ローをヒット。
2Rも打ち合いを仕掛けてくる久保に、竹添は右オーバーハンド、右ストレート、ヒザ、右ミドルで迎え撃つ。手数を出して前へ出る久保だが、ヒットは竹添の方が多い。余裕を持って久保のパンチをかわし、自分の攻撃を放つ竹添。
3R、ガムシャラに手を出して前へ出てくる久保に、竹添はダッキングで久保のフックをかわして自分のパンチ、蹴りを入れていく。久保の突進にクリンチしてしまうこともあるが、右のヒットを積み重ねていった竹添。
判定3-0で竹添が勝利し、念願のベルトを腰に巻いた。「まずはお父さんとお母さん、強い身体に産んでくれてありがとうございます。それと山本代表、一から教えていただきチャンピオンになれて嬉しいです。これから世界を目指していきたいです。王者らしい試合をしていくのでこれからも応援よろしくお願いします」とマイクで語った。