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【ONE】ハガティーがロボと倒し倒されの死闘制しバンタム級ムエタイ王座初防衛! セーマペッチがKOでリベンジ、手塚裕之が4連続フィニッシュ勝利!猿田洋祐がマラチエフとの熱戦で判定負け

2024/02/17 10:02

▼第4試合 フェザー級ムエタイ 3分3R
○ルーク・リッシ(米国)=155.00 lbs,(70.3kg)/1.0070
[判定2-1]
×エディ・アバソロ(米国)=153.75 lbs,(69.7kg)/1.0087



 リッシは元キックボクサーの父を持ち、父のジムで4歳でキックボクシングを始めた。2020年にプロデビューを果たし、2023年12月にONE初参戦。ジョー・ナタウットに判定負け。ナタウット戦では鋭いコンビネーションとヒジ打ちを見せている。



 アバソロは2022年11月にONE初参戦。リアム・ノーランに判定負けを喫したが、2戦目はニコラス・ラーセンにKO勝ち。3戦目ではシッティチャイ・シッソンピーノンに判定負けもパンチとヒジで激しく打ち合い、ヒジのカウンターでシッティチャイを相手に何度もピンチの場面を作って見せた。サーマートに憧れているという。



 アメリカンムエタイの対決。1R、アバソロはリッシの前蹴りをキャッチすると後方へ押し倒す。リッシは右カーフを蹴り、アバソロの右ローにワンツーを合わせる。体格で上回るリッシは上から打ち下ろすような右ストレートからヒジにつなぐ。ローの蹴り合いが多く見られた。



 2Rもローの蹴り合いからスタートするが、リッシが右フックでダウンを奪う。組んでくるアバソロにはリッシが右ヒジを連打。右ストレートからヒジ、バックスピンエルボーと攻め込むリッシにアバソロは右アッパーで対抗する。前へ出るリッシだが、アバソロが左ストレートでダウンを奪い返す。



 3R、左右に構えを頻繁にスイッチし、左右ロー、前蹴りからストレートにつなげるアバソロ。左アッパー、左ボディも打つ。前に出るリッシが左右ストレート、アバソロも負けじとフック&アッパーを打ち返す。左右フックで前へ出ていくリッシを前蹴りで押し返すアバソロ。右ハイを繰り出すリッシにアバソロはスーパーマンパンチで反撃。



 判定2-1でリッシが接戦を制した。

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