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【ONE】ハガティーがロボと倒し倒されの死闘制しバンタム級ムエタイ王座初防衛! セーマペッチがKOでリベンジ、手塚裕之が4連続フィニッシュ勝利!猿田洋祐がマラチエフとの熱戦で判定負け

2024/02/17 10:02

▼第6試合 ライト級ムエタイ 3分3R
×リアム・ノーラン(英国)=168.75 lbs,(76.5kg)/1.0116
[判定0-3]
○ナウゼット・トルヒーリョ(スペイン)=169.00 lbs,(76.6kg)/1.0107

 ノーランは詠春拳(ブルース・リーが学んだことで有名な中国武術)とテコンドーを学んだ後ムエタイに転向。2019年3月からONEに参戦し、これまで4勝2敗。前戦は2024年7月にアリ・アリエフに判定勝ち。また、2021年11月にはオランダでユセフ・ブガネムに判定勝ちでWBCムエタイ世界ミドル級王座を奪取している。

 トルヒーリョはWMCスペイン王座、ISKAヨーロッパ王座、IPCCインターコンチネンタル王座、ISKA世界王座を保持。2023年8月のONE初参戦ではルンラーウィー・シッソンピーノンに判定負けしている。その試合では右ストレート、ヒジ&ヒザでルンラーウィーを後退させる場面もあった。


 1R、サウスポーのノーランはじりじりと距離を詰め、左ストレートを伸ばす。トルヒーリョがワンツーを打って来るとバックステップでしっかりとかわす。ラウンドが終了するとバチバチのにらみ合い。


 2R、ノーランが右フックを打ったところへトルヒーリョが入り際に右の縦ヒジをヒットさせてダウンを奪う。前に出るトルヒーリョがヒジ、左右フックからの左ボディ、右インローと攻めていく。ノーランも左ストレートで応戦。



 3R、
両者見合う場面が多い。ダウンをとったトルヒーリョは待ちの体勢だが、攻めなければいけないノーランも手数が出ない。残り10秒で左ストレートを一発当てて前へ出たノーランだが、その後は追撃出来ず試合終了。



 ダウンを奪ったトルヒーリョが判定3-0で勝利した。

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