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【ONE】ハガティーがロボと倒し倒されの死闘制しバンタム級ムエタイ王座初防衛! セーマペッチがKOでリベンジ、手塚裕之が4連続フィニッシュ勝利!猿田洋祐がマラチエフとの熱戦で判定負け

2024/02/17 10:02


▼第8試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
○セーマペッチ・フェアテックス(タイ)=145.00 lbs,(65.7kg)/1.0099
[1R 1分33秒 KO]
×モハメド・ユネス・ラバー(アルジェリア)=143.25 lbs,(64.9kg)/1.0061



 セーマペッチは2012年にタイ・7チャンネルのタイガーセメントトーナメントで優勝して頭角を表し、7チャンネルスタジアムを主戦場に活躍。

 2018年にはMTGPのウェルター級世界王座に就いた。ONEには2018年7月から参戦。タワンチャイ、フェリペ・ロポ、モハメド・ユネス・ラバーにはKO負けを喫したが、リッテワダとガオナーにはKO勝ち、ジャン・チェンロンに判定勝ちを収めている。

 188cmの長身ラバーは2023年12月のONE初参戦でセーマペッチと対戦。左フックでダウンを奪われるも即座に右ストレートでダウンを奪い返し。

 さらに飛びヒザ蹴りからの左右フック5連打でダウンさせるも、完全に倒れていたセーマペッチの顔面にヒザを突き刺した。結果はラバーのKO勝ちとなったが、最後のヒザが物議を醸し、今回のダイレクトリマッチとなった。

 1R、両者の身長差は16㎝。セーマペッチが左ミドルを蹴るとラバーのジャブが余裕で顔面に届く。左へ回り込んでいくセーマペッチが前へ出て左ストレートを叩き込むと、ラバーが大きく下がる。そしてもう一度左ストレートでダウン。

 再開後、すぐにセーマペッチが左ストレートを叩き込んでダウンを追加。左ボディストレートから左右の連打を叩き込み、ヒジから首相撲で転倒させるとラバーは完全に戦意喪失。セーマペッチがKOでリベンジを達成した。

「リマッチに応じてくれた相手、コーチ、ファンに感謝したい。1回目の試合は敗れたけれど、その後はしっかり練習してこの試合に臨みました」とセーマペッチにボーナスが贈られた。

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