▼第6試合 バンタム級 ムエタイ 3分3R
〇アバター・PK・センチャイ(タイ)
KO 3R 1分48秒 ※左ヒザ蹴り
×アンター・カセム(ベラルーシ)
アバターは2020年3月の『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』に来日経験があり、和島大海に3R40秒でKO負けしている。元WPMF世界ミドル級&スーパーミドル級の2階級制覇王者で、2018年トップキング・タイシリーズ -70kg級では優勝。2023年1月からONEに参戦し、最初の2戦は星を落としたがその後は3連勝中。
対するカセムはONEで2勝2敗。前戦は2024年1月にフェラーリ・フェアテックスに判定で敗れているが、その前にはアバターにも勝利しているラフィから勝利を収めた一戦が光る。
1R、両者ローで探り合い。カセムはワンツーを繰り出し、右ストレートがアバターを捉える。カセムが左右の連打をまとめるとアバターは両腕ブロックを固め身体を丸めて耐える。しかし、カセムは左ボディを打つ。アバターはヒジを打つが有効打にはならず、カセムの連打とボディを浴びる。身体を丸めるアバターにカセムはアッパーを突き上げる。
2Rになるとアバターが前へ出る。左右フックを繰り出して近付くと組み付いてのヒジ、ヒザ。これを何度も繰り返す。カセムも右アッパーを突き上げ、ヒジを打つがアバターの突進は泊らない。組み付いてヒジを打つ。首相撲でコーナーに詰めたカセムに左右フック、ヒジを見舞うアバター。
3Rもさっそく組み付いていきヒザを蹴るアバター。カセムは組みに来るところにパンチを打つが、アバターがすぐに距離を詰めてしまうため有効打にならない。アバターがコーナーに詰めて大きな左右フックを打ち、カセムが中途半端な蹴りを出してきたところで蹴り足をキャッチして持ち上げて崩し、右フックから左ヒザをアゴに突き上げるとカセムはダウン。カウントが進み、カセムが立ち上がるもフラついたためレフェリーがストップ。アバターは4連勝に大喜び。