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【ROAD TO UFC】鶴屋怜が初回TKO勝ちで9戦無敗のままUFCフライ級へ、原口伸は元UFC戦士ロン・チューに最終回一本負け、イー・ジャーが体重超過のカイウェンに一本勝ちでUFCと契約

2024/02/04 12:02

▼フェザー級(65.8kg以下)決勝 5分3R
〇イー・ジャー(145.5lbs/66.00kg)
[1R 3分03秒 腕十字]
×リー・カイウェン(149.5lbs/67.81kg)※体重超過
※カイウェンは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のイー・ジャーに報奨金の20%を支払う。

 前日計量では、フェザー級(65.8kg)で体重超過のトラブル。

 中国のリー・カイウェンは、1回戦でルー・カイに1R TKO勝ち準決勝で神田コウヤとの接戦を判定勝ちしたが、今回の決勝の計量で149.5ポンド(67.81kg)と体重超過に。

 145ポンド+1ポンド許容(66.2kg)がリミットのフェザー級で1.61kgオーバーのカイウェンは、145.5ポンド(66.00kg)でパスしたイー・ジャーに対して、報奨金の20%を支払うことで試合は実施されることになった。

 2022年のRTUで松嶋こよみにスプリット判定勝ちしているイー・ジャーは、2023年のRTU1回戦でウーズーアーズービエクアにガードからの腕十字で一本勝ち準決勝では韓国のキム・サンウォンに判定勝ちしている。

 1R、ともにサウスポー構え。イー・ジャーが先に左カーフキックから。カイウェンも左ローを返す。イー・ジャーは左ストレート、左ロー、左アッパー!

 一瞬後退したカイウェンだが、左ローを返す。上で組んでイー・ジャーを剥がして左右で追うカイウェン。そこにオーバフックで組んだイー・ジャーは四つ組みも、カイウェンも差し返して両差しから小外がけテイクダウン!

 しかし、下になったイー・ジャーはカイウェンの右手首を左脇で挟むと、左手でパウンドしてきたカイウェンに腰を切って腕十字! 最後はうつ伏せになって極めてカイウェンからタップを奪った。

 茫然とするカイウェンを、かつての練習仲間イー・ジャーは抱き起こしハグ。

 2年越しのUFC契約を決めたイー・ジャーは、「俺がUFCファイターに値することを見せることができた。試合後、俺たちは友人だからハグした。ボーナスが欲しいね。課題は多いけど一歩一歩、前進する」と語った。

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