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【修斗】環太平洋バンタム級王者・藤井伸樹が挑戦者・須藤拓真に判定勝ち防衛、藤野がインフィニティリーグ優勝!

2024/01/28 17:01
【修斗】環太平洋バンタム級王者・藤井伸樹が挑戦者・須藤拓真に判定勝ち防衛、藤野がインフィニティリーグ優勝!

(C)サステイン/Keisuke Takasawa

 2024年1月28日(日)東京・ニューピアホールにて、プロフェッショナル修斗公式戦・第1部&第2部(ABEMA配信)が開催された。

プロフェッショナル修斗公式戦【第2部】速報

PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.2
2024年1月28日(日)ニューピアホール
[開場]17:00[開始]17:30 ※開場中にOPファイト実施

▼メインイベント 第7試合 環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R
〇藤井伸樹(王者・初防衛戦/ALLIANCE)61.0kg
[判定3-0] ※30-27、30-27、29-28

×須藤拓真(挑戦者・同級3位/X-TREME EBINA)61.1kg

藤井「今回の試合に向けてしっかりいい練習ができたと思うので、明日は最初から最後まで攻めていきたいと思います」

須藤「運よくこういう機会をいただけたので、精一杯、頑張って、すごいやりたくない方が相手なんですけど、しっかり“ゾンビ狩り”をしていこうと思います」

 第2部のメインは“ベストバウト男”藤井伸樹と“レッグハンター”須藤拓真の環太平洋チャンピオンシップに決定。

“ゾンビ”“最も戦いたくない男”と異名を取る藤井伸樹(初防衛戦/ALLIANCE)が、執拗なまでに足関節への拘りを見せ、“レッグハンター”の異名を持つ須藤拓真(同級3位・X-TREAM EBINA)を相手に初防衛戦が決定した。

 王者・藤井は7月の竹中大地戦に僅差で敗れるも“藤井の試合にハズレなし”と言われるように最終ラウンドまでどちらが勝つか分からないシーソーゲームを展開。“ベストバウト男”と呼ばれるに相応しい激闘を繰り広げた。

 一方、須藤は5月に齋藤奨司と戦い、足関節で攻め込むも極め切れず判定で敗れているが、齋藤の負傷により挑戦権が舞い込んだ形となる。

 千載一遇のチャンスをモノにし、須藤が藤井の足を破壊するか? 藤井が須藤を削りに削りまくってぬかるみの世界へまたも引きずり込むか? 開幕戦からベストバウト誕生を予感させるチャンピオンシップに期待だ。

 修斗環太平洋バンタム級チャンピオンシップ5分3R。

 1R、両者オーソドックス。カーフキックから左右のパンチで出る須藤。左ハイ。藤井は右ボディストレートを入れる。右ハイから左ハイを蹴る須藤。一瞬膝を着いて足関を狙うそぶりを見せた須藤。

 藤井が間合いを詰めると右ボディ。須藤タックル。引き込むと足関!藤井の右足に外ヒールを狙う。回転して足を抜こうとする藤井。足を抜いたが、今度は左足に組み付いた須藤。

 藤井は鉄槌を落としながら須藤のガードに入る。須藤がラバーガードに捕らえるが、藤井が首を抜いて立ち上がりスタンドへ。須藤またタックルへ。

 シングルレッグから引き込んで再び足関に。足を膝まで引き抜いた藤井。そのまま足を抜いて立ち上がるが、スタンドバックを取った須藤。引き込んだ須藤だがホーンで1R終了。

 2R、右ボディを入れる藤井。踏み込んで右フック。藤井の右ミドルに左フックを返した須藤。須藤タックルで組み付くと引き込んだ。前転して足関を狙う。足を引き抜いて立ち上がる藤井。須藤は座ったまま距離を詰めるがブレイクがかかる。

 今成ロールで飛び込もうとした須藤だが、藤井は足に触らせずに切る。ジャブから右を入れた藤井。タックルに入った須藤を受け止める藤井だが、須藤は引き込んでガードを取る。

 下からラバーガードに入る須藤。解除した瞬間に藤井が立ち上がりスタンドに戻る。距離を取りながらジャブを入れる藤井。須藤も左右のパンチで出る。打撃戦のまま2R終了。

 3R、藤井がジャブ、右ボディをヒットさせていく。須藤がまたタックルに入るが、藤井に脇を差されると引き込んでガードに。三角を狙った須藤だが首を抜いた藤井。

 須藤はオモプラッタから足関を狙おうとしたが、藤井は足を抜いてスタンドに戻す。飛び蹴りを見せる須藤。藤井の右に須藤も右を返した。ダブルレッグで組み付いた須藤だがまた引き込む。

 残り1分。須藤は下からラバーガードに捕らえるとパウンドを入れる。藤井はラバーを解除すると残りわずかで鉄槌を連打した。タイムアップ。

 判定30-27×2、29-28の3-0で藤井が勝利し、環太平洋王座の防衛に成功した。

 藤井は「前回チャンピオンらしくない、悔しい負けだったので、今回はしっかり勝って自分の強さを見せようと思いました。しっかり勝つ姿を見せることができて嬉しく思います」と語った。

 本日の1部・2部を通したMVPにはメインで勝利した藤井が選ばれた。

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