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【ONE】タワンチャイがスーパーボンを振り切り王座防衛、プラジャンチャイが秒殺KOで王座返り咲き、ペッディージャーがアニッサ・メクセンを圧倒して暫定王者に、小笠原瑛作が攻勢から一転カウンターでTKO負け、2連勝ならず。クラップダムが圧巻のKO勝ち、激闘王セクサンが判定2-1の辛勝、ノンオーKO負け

2023/12/22 22:12

▼第7試合 キャッチウエイト(63.5kg契約)3分3R
○セクサン・オー・クワンムアン(タイ)
[判定2-1]
×リバー・ダス(オーストラリア)


 大人気の“鉄人”セクサンが、9月の『ONE Friday Fights 31』でノンタキットに判定勝ちしたダスと対戦。


 1R、ダスの右フック&左ボディのコンビネーションで早くも窮地に追い込まれるセクサン。ダスはヒザ、前蹴り、左ミドルで畳みかけ、セクサンは思い切り左右フックを振る。ダスのワンツーにも下がらず左右フックを振り回し、思い切り左ヒジを振り下ろすセクサン。ダスのパンチを被弾しても前へ出てヒジを打ち返すセクサンに場内は大歓声。


 インターバル中に鳴り響くセクサンコール。2R、ダスが再び右フック&左ボディ、ワンツーでセクサンを追い込み、右フックでダウンさせるがレフェリーは試合続行を命じる。立ち上がったセクサンはダスのパンチやヒザをいくらもらっても下がらず前へ出てヒジとヒザを返す。ダスの方が明らかにヒット数が多いが、セクサンが攻撃するたびに場内は大合唱。首相撲からのヒザにも大歓声が起こる。セクサンの右ヒジがついにクリーンヒット、さらに首相撲からのヒザ。完全アウェイのダスはかなり消耗した様子。


 3Rもヒジを叩きつけるように振り、ミドルを蹴って前に出るセクサンはつかむとすぐに首相撲からのヒザ連打。セクサンの圧を浴びせ続けられたダスは疲労の色が濃いが、左ハイキックをクリーンヒット。セクサンはどんどん組み付いていきヒザ蹴りを連打、ダスを消耗させる。セクサンの右ミドルがヒットするたびに“オーイ!”の大合唱。セクサンの右ミドル連打で試合は終了した。


 判定は2-1と割れたが、セクサンが勝利。セクサンはダスの手を上げて健闘を称えた。

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