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レポート

【ONE】タワンチャイがスーパーボンを振り切り王座防衛、プラジャンチャイが秒殺KOで王座返り咲き、ペッディージャーがアニッサ・メクセンを圧倒して暫定王者に、小笠原瑛作が攻勢から一転カウンターでTKO負け、2連勝ならず。クラップダムが圧巻のKO勝ち、激闘王セクサンが判定2-1の辛勝、ノンオーKO負け

2023/12/22 22:12

▼第6試合 キャッチウエイト(61.69kg契約)3分3R
×ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ/元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者)
[判定0-3]
○ナビル・アナン(アルジェリア/タイ)


 元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイが登場。アナンは麦わら帽子を被り、『one-piece』のルフィスタイルで入場。両者の身長差は20㎝。


 1R、アナンは長い手足を利してジャブ、前蹴り、右ハイキック。ヒザを上げると簡単にムアンタイの顏まで届く。ムアンタイはもらいながらも前に出ていくが、アナンがヒザを突き上げて下がらせる。さらに長いジャブ。ムアンタイの左フックには左ヒジのカウンター。ムアンタイは右ローを狙い撃ちにし、ジャブをもらいながらも蹴る。アナンはテンカオ、そして顔面前蹴り。


 2R、アナンは思い切り前蹴りでムアンタイを突き飛ばす。それでも前に出るムアンタイにアナンはテンカオ、ジャブ、右ヒジ。前に出ようとするムアンタイへアナンはワンツー、ヒジ、ヒザ。ムアンタイは自分の攻撃が当たる距離に入れさせてもらえない。アナンは前蹴りから前に出ると左右のヒジ。


 3R、前に出て来たアナンの右足を左ローで蹴るムアンタイ。しかし、前へ出るとアナンがジャブとヒザ。アナンが前へ踏み込むと同時に放った右ヒザをもらいダウンを喫する。さらにアナンの右ローでムアンタイの足がガクッとなる。しかし、ムアンタイの左インローでアナンが下がり、ムアンタイが最後のチャンスで倒しに行くが逆転はならず。


 長い手足を巧みに使ったアナンの判定勝ちとなった。

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