MMA
レポート

【PANCRASE】ライト級・松本光史がテイクダウンを駆使して西尾真輔に勝つ、バンタム級・井村塁は70秒で一本勝ち、RTU帰りの丸山数馬は平信一に判定勝ち

2023/11/12 17:11

▼ライト級 5分3R
×平 信一(綱島柔術/ZST)#7位/ZST第2代ライト級王者
[判定3-0]※28-29×3
〇丸山数馬(Tri.H studio)「ROAD TO UFC」出場

 30歳の丸山はMMA11勝7敗。2015年のPANCRASEネオブラウェルター級優勝後、2020年から2021年にかけて白川洸太、平信一、伊良波 心を相手に3連勝。2022年3月にカナダのBTCアダム・アセンザに判定負け後、2023年5月の『ROAD TO UFC 2』でキム・ドンヒョンの愛弟子キム・サンウクに1R 一本負け。夢破れるも可能性の扉が多いPANCRASEに戻ってきた。

 38歳の平は、2022年4月に粕谷優介に2R 一本負けも、10月に西尾真輔を2R リアネイキドチョークで極めて再起。続く2023年3月大会でも余勇利に判定勝ちで2連勝中。2021年6月に丸山に判定負けしている平にとっては、2年越しの再戦でリベンジを狙う。暴走ジャーマン炸裂なるか。

 1R、組んできた平をケージに押し込んでヒザを見舞う丸山。この展開が長く続き、かなりヒザをもらった平。終盤のダブルレッグも防がれた。
 


 2R、丸山の右アッパーに右フックを返す平。右フックの相打ちの形で丸山が倒れ、平が抑え込む。バックもキープし、ポジションで優勢に。



 3R、殴りに来た平をシングルでテイクダウンした丸山は、平の両足を束ねる。そこからハーフ、サイドに移行。しっかりと抑え込む丸山が時折パンチ、チョーク、肩固めを仕掛ける。長くトップをキープした丸山。時折パンチを見舞い、最後は猪木×アリ状態でのローキック。丸山が判定3-0の勝利となった。

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