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レポート

【PANCRASE】ライト級・松本光史がテイクダウンを駆使して西尾真輔に勝つ、バンタム級・井村塁は70秒で一本勝ち、RTU帰りの丸山数馬は平信一に判定勝ち

2023/11/12 17:11

▼バンタム級 5分3R
×平岡将英(KRAZY BEE)7勝7敗
[判定1-2]※29-28、28-29×2
〇谷内晴柾(Blue dog gym)2勝


 2019年ネオブラッド・トーナメントバンタム級優勝の平岡は、2020年10月に関原翔に1R TKO勝ちも、2021年5月に井村塁に1R TKO負け。2022年9月の前戦ではTSUNEに1R リアネイキドチョークで一本負けしており、1年ぶりの試合でどこまで総合力を上げているか。

 対する谷内は、2023年にプロデビューし、板谷一樹、水永将太を相手に連勝中。北陸大時代に北信越学生柔道体重別で優勝するなど「打撃+柔道」スタイルはベテラン平岡にどこまで通じるか?

 1R、平岡はサウスポーから繰り出す左ストレートを打って出入りを繰り返し、谷内が右カーフを蹴れば左カーフを蹴り返す。谷内は2度のローブローをしてしまう。谷内がテイクダウンし、ヒジを落とすがすぐに平岡は立ち上がる。再び投げでテイクダウンにいった谷内に平岡はバックについたままで寝技へ。そのままの体勢で初回を終えた。



 2R、谷内がアームロックで寝技に持ち込み、平岡が立つとすぐに低いシングルレッグでテイクダウンに行く。平岡はバックを奪って立つと顔面へヒザ蹴り。離れると平岡が左ストレートを繰り出して攻めていく。そしてダブルレッグでテイクダウン。



 3R、谷内は左フック、左ストレートをヒットさせると組み付いて投げを仕掛けたが、すっぽ抜けて平岡が上に。しかし、すぐに立った谷内がダブルレッグでテイクダウンを奪い、パウンドからチョークを仕掛ける。スタンドに戻ると左ストレートを打って行った平岡だが、判定2-1で谷内が接戦を制した。

 

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