(C)PANCRSE
2023年11月12日(日) 『PANCRASE 338/339』(東京・ニューピアホール)の追加2カードが発表された。ライト級で、松本光史と西尾真輔、平信一と丸山数馬が対戦する。
▼ライト級 5分3R
松本光史(M PLATIC)23勝12敗2分 #4位/修斗・第12代世界ライト級王者
西尾真輔(宇留野道場)4勝3敗1NC #8位/2022年NBT同級優勝
2020年に修斗からPANCRASEに参戦した松本は、上迫博仁、松岡嵩志、葛西和希に勝利し、暫定王座戦に漕ぎつけるも、アキラに2度敗れ、2023年4月の前戦では、キルギスのヌルジャノフ・ルスタムベックに2R KO負けを喫している。四十路に入った今回は下位ランカーからの突き上げを受けて立つ。
西尾は、ZST、Fighting NEXUSを経て、2022年5月からPANCRASE参戦。芳賀ビラル海を2R、壮絶KOで破るも、同年10月に平信一に2R 一本負け。2023年3月の前戦ではDARANIに1R TKO勝ちしている。三十路に入り、なおマッスルな肉体から放たれる右フックで上位を食うか。
▼ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZST)22勝15敗10分 #7位/ZST第2代ライト級王者
丸山数馬(Tri.H studio)8勝4敗「ROAD TO UFC」出場
30歳の丸山はMMA11勝7敗。2015年のPANCRASEネオブラウェルター級優勝後、2020年から2021年にかけて白川洸太、平信一、伊良波 心を相手に3連勝。2022年3月にカナダのBTCアダム・アセンザに判定負け後、2023年5月の『ROAD TO UFC 2』でキム・ドンヒョンの愛弟子キム・サンウクに1R 一本負け。夢破れるも可能性の扉が多いPANCRASEに戻ってきた。
38歳の平は、2022年4月に粕谷優介に2R 一本負けも、10月に西尾真輔を2R リアネイキドチョークで極めて再起。続く2023年3月大会でも余勇利に判定勝ちで2連勝中。2021年6月に丸山に判定負けしている平にとっては、2年越しの再戦でリベンジを狙う。暴走ジャーマン炸裂なるか。
▼バンタム級 5分3R
高城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)#6位 8勝2敗
平田丈二(総合格闘技闇愚羅)#7位 9勝6敗1分
高城は、2021年12月に水永将太にスプリット勝ちすると、鬼神光司にTKO勝ち、サイバー遼に判定勝ち、川北晏生にも判定勝ちで現在4連勝と波に乗る。2KO、6つの判定勝ちながら、7月大会では川北晏生にツイスターを仕掛けるなどノンストップ・グラップリングを展開した。
平田は、怪我で1年2カ月ぶりの復帰戦。ここまで白星と黒星を繰り返しており、2018年12月に河村泰博に判定勝ちも、2020年8月に福島秀和に判定負け。2021年5月に福島啓太を1R KOに下すも、9月にTSUNEに判定負け。2022年は4月にジェイク・ムラタを1R TKOに下すも、9月の前戦で井村塁に2R リアネイキドチョークを極められている。デビューから3戦の連敗以外は、連敗しておらず、再び白星を掴みたいところ。
ランキング5位以内に入り、ベルト挑戦圏内に上がるのはどっちだ?
【既報】
▼フェザー級 5分3R
三宅輝砂(ZOOMER)7勝4敗 #9位 2021年NBT同級優勝
櫻井裕康(NEVER QUIT)4勝1敗