▼バンタム級 5分3R
高城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)#8位 8勝2敗
[判定3-0]※30-27×3
平田丈二(総合格闘技闇愚羅)#9位 9勝6敗1分
高城は、2021年12月に水永将太にスプリット勝ちすると、鬼神光司にTKO勝ち、サイバー遼に判定勝ち、川北晏生にも判定勝ちで現在4連勝と波に乗る。2KO、6つの判定勝ちながら、7月大会では川北晏生にツイスターを仕掛けるなどノンストップ・グラップリングを展開した。
平田は、怪我で1年2カ月ぶりの復帰戦。ここまで白星と黒星を繰り返しており、2018年12月に河村泰博に判定勝ちも、2020年8月に福島秀和に判定負け。2021年5月に福島啓太を1R KOに下すも、9月にTSUNEに判定負け。2022年は4月にジェイク・ムラタを1R TKOに下すも、9月の前戦で井村塁に2R リアネイキドチョークを極められている。デビューから3戦の連敗以外は、連敗しておらず、再び白星を掴みたいところ。
ランキング5位以内に入り、ベルト挑戦圏内に上がるのはどっちだ?
1R、圧をかけて前に出るのは平田だが、高城が蹴りで先手をとる。左ミドル、右インローと蹴りを多用する高城は片手をマットについてのハイキックという変則な蹴りも放った。
2Rは平田も蹴りを使っていき、ニータップからのテイクダウンを混ぜる高城にヒザを突き刺す。その後は平田がヒザを徹底的に狙い、高城はヒジで応戦。距離のあるところから弾丸のように突っ込んでのテイクダウンを2度奪う高城。さらには豪快にリフトアップしてのテイクダウンも見せる。
3R、相手にぶつかっていくようなタックルを繰り返す高城だが息が荒くなり、かなり疲労が見える。平田は圧をかけての左右フックで勝負をかけ、高城の組みを切っていく。しかし、平田の左をかわした高城がついに組むことに成功し、スクランブルから上をとる。さらにバックを奪うなどコントロールし、最後は足首固めを仕掛けて終了。