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【PANCRASE】三宅輝砂が2年ぶり復帰の櫻井裕康をリアネイキドチョークで仕留める、キム・サンウォンは名田英平に判定勝ち、重田ホノカがまたもジャーマン爆発させ3連勝

2023/11/12 12:11

▼フェザー級 5分3R
×名田英平(総合格闘技道場コブラ会)#7位 /2019年NBT同級優勝 13勝7敗2分
[判定0-3]※27-30×3
〇キム・サンウォン(KOREAN TOP TEAM)10勝6敗1分



 キム・サンウォンは『ROAD TO UFC 2023』準決勝でイー・ジャー(中国)を相手に「怪我を押して戦い」、接戦の判定0-3(28-29×3)で敗退。174cmの身長でスタンドで長いジャブ&ロー、強いテイクダウンディフェンスを武器とする。

 対する名田はトータルファイター。2022年3月の透暉鷹戦で一本負けも、2023年3月に糸川義人に判定勝ち。しかし7月の前戦でRyoに判定負けを喫している。全局面での攻防で韓国フェザー級の雄を上回ることができるか。

 1R、キムは「八ッ!」と声を出しながらジャブを打ち、攻撃を出さない時も声でフェイントをかける。名田はキムの左ヒザ蹴りに尻もちをつくもシングルレッグでテイクダウン、さらに首投げでテイクダウンする。立ち上がったキムに名田は左ボディ。



 2Rは名田が左右フックで攻勢を仕掛ける。被弾したキムはダブルレッグでテイクダウン。バックをキープする時間が続く。残り30秒でスクランブルから立ち上がることに成功した名田は、キムをケージに押し込んだが攻撃にはつなげられなかった。




 3R、キムは右カーフとジャブ、名田は左ボディを打っていくが手数が少なく見る場面が多い。しかし、名田が打ちに行くとキムはすぐに組み付き、名田の投げを防いでバックを奪って寝技へ。立ち上がった名田の投げはまたも防がれ、バックに回られる。キムがバックコントロールで優勢のまま試合を終え、ジャッジ三者とも30-27の完勝を収めた。




 キムはマイクを持つと「まだまだ未熟な私ですが、素晴らしいパンクラスの舞台に呼んでいただき感謝しています。私は特別な人間ではないですが、チームメイト、家族、周りの友人に支えられてこの姿があると思っています。感謝します」と語った。



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